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シアトル万国博覧会

1962年にアメリカ合衆国のシアトルで開催された国際博覧会 ウィキペディアから

シアトル万国博覧会
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シアトル万国博覧会(シアトルばんこくはくらんかい, Century 21 Exposition, Expo 1962)は、1962年4月21日から10月21日までアメリカ合衆国シアトルで開催された国際博覧会(第2種一般博)である。テーマは「宇宙時代の人類」。シアトルのシンボルタワーであるスペースニードルおよびそこへの交通機関であるシアトル・センター・モノレールはこの時に建設された。24ヶ国が参加し、184日の会期中961万人が入場した。

概要 EXPO 1962, 概要 ...
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概要

アメリカ合衆国は1928年条約の批准国としてBIE創設に参加したが、1935年に脱退し、その後の1939年ニューヨーク万国博覧会はBIE非加盟のまま開催された。ニューヨーク万国博覧会はBIEの一覧上では「World Exhibition – (General International Exposition 2nd Category)(第2種一般博)」として記載されているが、正式承認を受けた登録博(一般博)ではない。アメリカは1950年代に再加盟し、1962年シアトル万国博覧会が再加盟後初の正式な一般博として開催された。他の一般博(1958年ブリュッセル、1967年モントリオール、1970年大阪)に比べて来場者数(約960万人)が比較的少なかったのは、開催地シアトルが当時人口約100万の地方都市であったことに加え、NASA設立直後で、宇宙・原子力・通信など科学技術分野を中心とした「技術実験型博覧会」として規模を意図的に抑えていたためである。また、先進技術や地域性に焦点を絞った性格が強く、参加国数が24か国程度に留まったのは、テーマが宇宙時代であり、参加国に要求されるインフラ・技術・予算のハードルが比較的高かったためとも指摘される。後年の観点からは「登録博(一般博)に準ずる」「認定博(特別博)に近い」とも評されるが、BIEの年表上では1958年ブリュッセル万国博覧会に続く正式な一般博として位置づけられている。冷戦期におけるアメリカの科学・宇宙政策を象徴する万博とされている。[1][2]

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