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シアン計

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シアン計(シアンけい, フランス語cyanomètre, ドイツ語Cyanometer, 英語Cyanometer)は、の「さ」を計る器具である。18世紀末に、オラス=ベネディクト・ド・ソシュールHorace-Bénédict de Saussure1740年 - 1799年)によって考案された。[1] シアン計という名前は、色の三原色のひとつシアン(cyan)に由来する。

シアン計による測定で、大気の状態を知ることができる。大気中に含まれる水蒸気が少ないほど、の「さ」はその透明度を増すからである。

リオ・デ・ジャネイロの色が最もいという報告がある。英国の国立物理学研究所の研究者が、2006年に、測色計を用いてを計測した結果である。[2]

アメリカ遠征中のアレクサンダー・フォン・フンボルトAlexander von Humboldt1769年 - 1859年)がシアン計による計測を行ったことが知られている。[3]

また、アレクサンダー・フォン・フンボルトの友人であったフランソワ・アラゴ1815年シアン計の改良版を制作している。

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関連項目

  • 測色計

外部リンク

脚注

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