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シェフィールド・ユナイテッドFC
イングランドのサッカークラブ ウィキペディアから
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シェフィールド・ユナイテッド・フットボール・クラブ(Sheffield United Football Club、イギリス英語発音: [ˈʃefiːld juːˈnaitid ˈfutˌbɔːl klʌb])は、イングランド中部・シェフィールドをホームタウンとするプロサッカークラブ。2024-25シーズンからはEFLチャンピオンシップに所属。愛称はブレイズ(The Blades)[2]。
イングランドの中でユナイテッドと冠するクラブとしては現存する最古のチームである。なお、ユナイテッドを冠する最古のチームは、現在活動しておらず、消滅しているプリマス・ユナイテッドFC。
最大のライバルであるシェフィールド・ウェンズデイと並ぶシェフィールドを代表するクラブチームで、ウェンズデイとの直接対決はスティール・シティ・ダービーとして盛り上がる。
俳優のショーン・ビーンが、このクラブの熱狂的なサポーターであることで知られている(現在[いつ?]は役員でもある)。ホーム・スタジアムの試合では、しばしばスタンドで観戦している様子がテレビに映し出されている。
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概要
要約
視点
1889年3月22日にシェフィールド・ユナイテッド・クリケット・クラブとして創設。1895年から1925年までの30年間は、1898年にフットボールリーグ、1899年、1902年、1915年、1925年にFAカップで優勝するなど、クラブの全盛期であった。[3]2006-07シーズンはプレミアリーグ昇格を果たしたものの、1年で降格となっている。2010-11シーズンには23位となり、フットボールリーグ1へ降格となってしまった。
2011-12シーズンより2季連続でチャンピオンシップへの昇格プレーオフ圏内には入ったものの、いずれも敗れてチャンピオンシップへの昇格を逃している。
2016年5月12日、解任されたナイジェル・アドキンスの後任としてクリス・ワイルダーが3年契約で監督に就任すると、[4][5]2016-17シーズンはクラブ記録となる勝ち点100を達成してリーグ1で優勝し、チャンピオンシップ昇格。[6]チャンピオンシップ復帰初年度の2017-18シーズンは10月末にアウェーでのリーズ・ユナイテッド戦に2-1で勝利して首位に浮上[7]するなど、大半はプレーオフ圏内に位置したが、最終的に10位でシーズンを終えた。翌2018-19シーズンは、自動昇格圏の2位に入り、2006-07シーズン以来のプレミアリーグ復帰を果たした。
プレミアリーグ復帰初年度の2019-20シーズンは9位で終え、1991-92シーズンの9位以来の高順位だった[8]。2020-2021シーズンは好調だった前シーズンと対照的に、開幕から4連敗と躓くと2020年は未勝利に終わり、初勝利は年明け2021年1月12日のニューカッスル戦(1-0)まで時間を要した。結果、4月17日のプレミアリーグ第32節、ウォルバーハンプトン戦(0-1)で敗れ6試合を残して降格が決定した。これはイプスウィッチ(1994-95)、ダービー(2007-08)、ハダースフィールド(2018-19)と並び、同リーグ史上最速タイであった[9][10]。
2022-2023シーズンはFAカップで5回戦でトッテナム・ホットスパーを下すなど、準決勝まで進出した。準決勝ではマンチェスター・シティに0−3で敗れた[11]。2023年4月26日にウェスト・ブロムウィッチに勝利した結果、EFLチャンピオンシップ2位が確定し、3季ぶりのプレミアリーグ復帰が決定した[12]。
3年ぶりの挑戦となった2023-2024シーズンのプレミアリーグは大苦戦し、10試合を終えた時点で勝ち点わずか「1」とプレミアリーグ史上最低の成績となり、2023年12月にポール・ヘッキングボトム監督を解任した。後任としてかつて同クラブを率いていたクリス・ワイルダーを招聘したが、その後も調子は上向くことなく、第35節ニューカッスル戦に敗れたことにより、3試合を残しての降格が決定した[13]。ニューカッスル戦で0-8、アストン・ヴィラ戦とブライトン戦とバーンリー戦で0-5、アーセナル戦で0-5、0-6など、とにかく大量失点が多く、クリーンシートは12月9日のブレントフォード戦のみであった。最終的に3勝7分け28敗の勝ち点16にとどまり、総得点「35」に対して総失点は「104」を記録。プレミアで最多失点を記録したスウィンドン・タウン(1993-94シーズンに100失点。42試合)を上回り、38試合でプレミアリーグ史上最多失点記録を更新した。それに留まらず、プレミアリーグ創設(1992年)前も含めたイングランド1部リーグのシーズン最多失点記録(1908-1909シーズンのレスターの「102」)をも上回り、イングランドにおけるトップリーグの最多失点記録を115年ぶりに更新した[14]。
2024-25シーズンは自動昇格争いに加わるも、リーズ・ユナイテッドとバーンリーに徐々に離され、3位で昇格プレーオフに回る。準決勝では6位のブリストル・シティを難なく降すも、決勝では4位のサンダーランドに惜敗し、昇格を逃した[15]。
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タイトル
国内タイトル
- フットボールリーグ・ディヴィジョン1(旧1部)
- 1897-98
- フットボールリーグ・ディヴィジョン2
- 1952-53
- フットボールリーグ・ディヴィジョン4
- 1981-82
- フットボールリーグ1
- 2016-17
- 1898-99, 1901-02, 1914-15, 1924-25
国際タイトル
- なし
過去の成績
現所属メンバー
- プレミアリーグ 2023-24シーズン 基本フォーメーション(3-5-2)
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
※括弧内の国旗はその他保有国籍、もしくは市民権、星印はEU圏外選手を示す。
ローン移籍選手
- in
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
- out
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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歴代監督
- 2021年11月25日現在
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歴代所属選手
→詳細は「Category:シェフィールド・ユナイテッドFCの選手」を参照
ウィリアム・フォルク 1894-1905
ハーバート・チャップマン 1902-1903
キース・エドワーズ 1975-1978
マーティン・ピータース 1980-1981
ヴィニー・ジョーンズ 1990-1991
アラン・ケリー・ジュニア 1992-1999
ロジェル・ニルセン 1993-1999
ディーン・ソーンダース 1997-1998
トライアノス・デラス 1997-1999
フィル・ジャギエルカ 1997-2007, 2019-2021
ポール・マグラー 1997-1998
スティーヴ・ブルース 1998-1999
イアン・ラッシュ 1998
マーカス・ベント 1999-2000
マイケル・ブラウン 1999, 2000-2004
パディ・ケニー 2002-2010
ブライアン・ディーン 2005-2006
郝海東 2005-2007
李鉄 2006-2008
クロード・デイヴィス 2006-2007
デヴィッド・カーニー 2007-2009
イアイン・ターナー 2007
ギャリー・ネイスミス 2007-2010
ジェームズ・ビーティー 2007-2009
リー・マーティン 2008
孫継海 2008
ガリー・スピード 2008-2010
アンソニー・ストークス 2008
デイビッド・コッテリル 2008-2010
ウーゴ・エヒオグ 2008-2009
カイル・ウォーカー 2008-2010
マーク・イェイツ 2010-2011
チェド・エバンス 2009-2012
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脚注
外部リンク
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