シフレオ彗星

シフレオ彗星（英語: 108P/Ciffreo）は、1985年11月8日にJacqueline CiffréoがフランスにあったCERGAの90cmシュミット式望遠鏡を使用して発見した短周期彗星である^[2]。

シフレオ彗星 108P/Ciffreo
仮符号・別名	1985 V1, 1985 XVI, 1985p 1992 S1, 1993I, 1992s[1]
分類	周期彗星
発見
発見日	1985年11月8日[2]
発見者	Jacqueline Ciffréo[2]
軌道要素と性質 元期:TDB 2458210.5 (2018年4月2.0日)
軌道長半径 (a)	3.6593 au[1]
近日点距離 (q)	1.5599 au[1]
遠日点距離 (Q)	5.7587 au[1]
離心率 (e)	0.5737[1]
公転周期 (P)	7.00 年[1]
軌道傾斜角 (i)	013.933 °[1]
近日点引数 (ω)	357.406 °[1]
昇交点黄経 (Ω)	052.414 °[1]
平均近点角 (M)	175.686 °[1]
前回近日点通過	2021年9月10日[3]
次回近日点通過	2028年12月9日[3]
最小交差距離	0.572 au（地球）[1] 0.276 au（木星）[1]
ティスラン・パラメータ (T jup)	2.755[1]
物理的性質
直径	3.2 km[1]
絶対等級 (H)	10.2（核+コマ）[1]
■Template （■ノート ■解説） ■Project

彼女は当時回帰していたハレー彗星を撮影するため望遠鏡をセッティングしていたが、設定を誤って撮影した写真に偶然写り込んでいて発見され、周期彗星であることが判明した。12等級より明るくならなかったためアマチュアによる観測は少なかった^[要出典]。

その後1993年、2000年、2007年、2014年、2021年の回帰でも観測されている。2018年7月12日には木星に0.36 auまで接近した。次の回帰は2028年である^[3][4]。

参考文献

• 月刊天文別冊『'87天文観測年表』地人書館