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シマロン級給油艦 (2代)
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シマロン級給油艦(英語: Cimarron-class oiler)はアメリカ海軍の給油艦(AO)[3][4]。
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来歴
1970年代半ばの時点で、アメリカ海軍の艦艇数は劇的に減少し、50年以上で最悪の状態に陥っていた。給油艦においては、AOR(廉価・低速版AOE)として建造されたウィチタ級を除けば1950年代に建造されたネオショ級が最新で、数的には第二次世界大戦中に建造されたものが大半を占めていた。1960年代半ばにはこれらの艦の一部に対して延命改修が行われたが、老朽化は依然として問題であった[4]。
1975年、下院軍事委員会の海軍小委員会は、この問題に対して5年間にわたり年間35隻の造船計画を進めるよう勧告した。この一環として建造されたのが本級であり、1975年度分の建造予算は認められなかったものの、1976年度予算より建造が開始された[4]。
設計

本級は先行するネオショ級よりも大幅に小型であり、また戦時建造型を除けば唯一の1軸推進型AOとなった[4]。設計は連邦海事局ではなく海軍の基準に基づいて行われた[5]。
本級は通常動力航空母艦1隻、駆逐艦6~8隻からなる空母戦闘群2群に対して燃料補給を行う能力を持っていた[5]。その後、艦橋前に約35メートルの船体を挿入するジャンボ化(jumboized)改装を行って、燃料搭載量を増大させるとともに弾薬などのドライカーゴの補給能力を強化、補給ポストも1組増加することになり、1989年から1992年にかけて全艦が改修された[3][5][6]。
能力
同型艦
全艦エイボンデール造船所で建造された。
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脚注
参考文献
関連項目
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