シャンガンギア

シャンガンギア (Xianguangia) は、カンブリア紀に生息していた。澄江動物群の1つである。刺胞動物の一種と考えられている。全長は6.0cmほど。

シャンガンギア
保全状況評価
絶滅（化石）
地質時代
約5億2,500万- 約5億2,000万年前 古生代カンブリア紀前期
分類
界 : 動物界 Animalia 門 : 刺胞動物門 Cnidaria(?) 属 : †シャンガンギア属 Xianguangia
学名
genus Xianguangia　 Chen & Erdtmann, 1991
タイプ種
Xianguangia sinica Chen & Erdtmann, 1991
和名
シャンガンギア
英名
Xianguangia

概要

円筒形の体の上に、吻を取り囲むように16本前後の触手が並び、体の底は円形の組織があり、海底に固着していたと考えられる^[1]。体は縦方向に線条が走る^[2]。現生のイソギンチャクによく似ている。

硬組織をもたない付着生物であることから、エディアカラ生物群との関連が指摘されている^[1][3]。