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シーサイド・バウンド

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シーサイド・バウンド」は、1967年5月5日に発売されたザ・タイガースの2枚目のシングル。

概要 「シーサイド・バウンド」, ザ・タイガース の シングル ...
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解説

デビュー・シングル「僕のマリー」に続いて作詞は橋本淳、作曲はすぎやまこういちのコンビである。この頃はまだメンバー全員が合宿生活を送っていた(当シングル盤のライナーノーツにも「現在は同じ家に住み、合宿生活を送っています」とある)。

1967年5月31日はまゆう丸にて正式発表会が行われた[2]

40万枚を売り上げたこのシングルの大ヒットによりザ・タイガースの人気は決定付けられた[3]。『ヤング・ミュージック』(集英社)のランキングでは、1967年9月号で最高位となる2位を獲得した[4]

テイチクエンタテインメントから2007年3月21日に発売されたCDアルバム「GSフォーエヴァー100」の解説欄には「50万枚を超えるセールスを記録して彼らの人気を決定づけた」とある。

曲目にある「バウンド」とは、当時で言う「ニューリズム」の一環として作られたものである。1960年代には主に夏季向け商品として、各々に工夫をこらした「ニューリズム」が、歌と踊り(ステップ)をセットにして、各レコード会社から競い合うかのように売り出されていた。「ニューリズム」には、海外から輸入されたもの(1968年に流行したブーガルーもそのひとつ)もあれば、日本で洋風に作られたオリジナルのものもあったが、もちろん「バウンド」は後者で、阿波踊りのリズムにヒントを得たとも、また鞠つきにヒントを得たとも言われている。ステップの振り付けは土居甫[5]

「シーサイド・バウンド」を録音した同日の1967年3月8日には、シングル候補曲として「白いブーツの女の子」の録音も行われている[1]。「白いブーツの女の子」は、1990年発売の『ザ・タイガース / PERFECT CD BOX』(10枚組)内のアルバム『レジェンド・オブ・ザ・タイガース』に収録された。

タイトル曲「シーサイド・バウンド」は、発売から約20年後の1986年ドラマやったぜベイビー!』(日テレ系)の主題歌に起用される。また、Jリーグ湘南ベルマーレの応援歌としても知られる。

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収録曲

  1. シーサイド・バウンド [02:47]
  2. 星のプリンス [03:28]

カバー

脚注

関連項目

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