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ジャノメチョウ

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ジャノメチョウ
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ジャノメチョウ(蛇目蝶、学名Minois dryas)は、タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科ジャノメチョウ属分類されるチョウの1

概要 ジャノメチョウ, 分類 ...
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特徴

ジャノメチョウ亜科ではヒメウラナミジャノメとともに、比較的よく見られる蝶。は表裏ともに一様に茶褐色で、前翅に2つ・後翅に1つの眼状紋があるが、他のジャノメチョウ亜科の蝶には多い金色の輪郭がないためあまり目立たない。前翅長は28-42ミリメ-トル[1]。メスはオスよりも大型で、翅は丸みを帯びる[2]

幼虫イネ科ススキスズメノカタビラ、ノガリヤスやカヤツリグサ科ヒカゲスゲ、ショウジョウズゲなどを、食草とする[2][3]。食草の近くの草地に降り、食草には産みつけず放卵する。1-3齢の幼虫の形態で越冬する[1][3]

年一化性で[1][3]、成虫は7月から9月にかけて見られる。草原をゆるやかに飛翔し、樹液・獣糞・腐果によく訪れるほか、ジャノメチョウ亜科には珍しくノアザミヒメジョオンなどの花の蜜を吸う[1]

分布

ユーラシア大陸温帯域に広く分布する[3]

日本では、北海道本州四国九州対馬に分布する[1][2]。市街地以外ではおおむねどのような環境でも見られる。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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