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ジャーメ・マスジド横浜
神奈川県横浜市都筑区にあるモスク ウィキペディアから
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ジャーメ・マスジド横浜(ジャーメ・マスジドよこはま、通称:横浜モスク、Ja'me Masjid Yokohama)は、神奈川県横浜市都筑区にあるイスラム教のモスク(礼拝施設)である[4][5]。周辺に居住するムスリムの礼拝拠点であるとともに、見学や交流を通じてイスラーム文化への理解が深められている場ともなっている[4][6][7]。
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歴史
当モスクは2006年12月に完成した[8][9]。在日ムスリムが自らの手で設立した礼拝施設であり、横浜市北部に位置する産業地帯に建てられている[9][8]。開設前は日吉のマンションに集まり礼拝を行っていたが、礼拝者数の増加に伴い専用施設の必要性が高まり、資金と土地を確保して現在地にモスクが建設された[4][9]。設立にあたっては、他地域のモスクを窓口として寄付金を募る形で資金調達が行われた[10]。
2010年代には横浜観光情報の公式サイトで「横浜市内で唯一のモスク」として紹介され、日常の礼拝に加えて子ども向け教育クラスや女性プログラム、季節行事などを行う施設として案内されている[8][11]。毎週金曜日には横浜や川崎市内を中心にイスラム教徒が訪れて合同礼拝を行っている[9][12]。
長年の利用により建物の老朽化が進んだことから、モスクは2019年12月に大規模な改修工事のため一時閉鎖され、2020年10月16日に再開した[13][7]。
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建物と施設
モスクの建物は2階建てで[9]、屋上に小さなドームとミナレット(尖塔)を備える[7][14]。館内には男性用・女性用の礼拝室がそれぞれ設けられており、入口も男女別となっている[4][7][9]。礼拝に必要なウドゥー設備やトイレ、厨房設備などが整えられており、礼拝マットの貸し出しも行われている[8][7][9]。
行事と地域との関わり
日常の五回の礼拝が行われているほか[9][13][7]、金曜礼拝やラマダン期間中の特別礼拝のほか、イード・アル=フィトル(断食明けの祝祭)やイード・アル=アドハー(犠牲祭)の礼拝・祝賀行事が行われている[15][7][16]。ラマダン明けのイードには多くのムスリムが集まり、礼拝後の食事や交流を通じてコミュニティの親睦を深める場となっている[15][16][17]。
非ムスリムを含む一般の見学者を受け入れており、館内見学や礼拝の説明、質疑応答などを通してイスラームやムスリムの日常生活への理解を深める取り組みも行われている[4][18][6][14]。
横浜市や観光関連機関は、ムスリム旅行者向けの情報発信において礼拝施設の代表例として取り上げており、礼拝スペースやハラール対応飲食店と組み合わせた観光ルートの中で紹介している[8][11]。
アクセス
脚注
関連項目
外部リンク
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