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ジュニアズ・ファーム
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「ジュニアズ・ファーム」(原題:Junior's Farm)は、1974年にポール・マッカートニー&ウイングス(Paul McCartney & Wings)が発表した楽曲、及び同曲を収録したシングルである。
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解説
1973年以来3人となっていたウイングスが、ギタリストのジミー・マッカロクとドラマーのジェフ・ブリトンを迎えて、1974年6月からナッシュヴィルでニュー・アルバムに向けてのリハーサル・セッションを行った際にレコーディングした、バンド通算9枚目のシングルである。コンピレーション・アルバム『ウイングス・グレイテスト・ヒッツ』と『オール・ザ・ベスト』(アメリカ盤のみ)及び『夢の翼〜ヒッツ&ヒストリー〜』に収録されているが、『夢の翼〜』にはエディット・ヴァージョンがセレクトされている。
元々はセッション中に6週間滞在していたテネシー州ウィルソン郡レバノンにある、カントリー・ミュージック・ソングライターのカーリー・プットマン[1]所有の農場(ファーム)に触発され[2]、ボブ・ディランの「マギーズ・ファーム」の息子(ジュニア)の話という発想で作られた。
チャートはイギリスで16位。アメリカでは「サリー・G」とともに両A面扱いとなり、ビルボード誌では、1975年1月11日に週間ランキングの最高位の第3位を獲得。ビルボード誌1975年年間ランキングは第88位。キャッシュボックス誌では、1月4日付けで最高位4位を獲得し、年間ランキング第92位を記録した。なお、ビルボード誌のシングルチャートでは最初「ジュニアズ・ファーム」とクレジットされてチャートを上昇していたが、6週目(1974年12月14日)10位の時に「ジュニアズ・ファーム/サリー・G」と変更され、下降中の17位の時に「サリー・G/ジュニアズ・ファーム」と変更、さらに同年2月1日には「サリー・G」単独名義で66位にチャートインし、39位まで上昇している[3]。
B面収録の「サリー・G」は、ナッシュビル在住のセッション・ミュージシャンとともにレコーデイングされたカントリー・ミュージック調の楽曲である。
なお、ジェフ・ブリトンはこのシングルを発表した直後に脱退したため、彼が在籍していた時期の唯一のシングル[4]である。また、ポールにとってアップル・レコードからリリースされた最後のシングルとなった。
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収録曲
演奏者
ウイングス
- ポール・マッカートニー - リード & バッキング・ボーカル、ベースギター (#1)、アコースティック・ギター (#2)
- リンダ・マッカートニー - バッキング・ボーカル、キーボード (#1)
- デニー・レイン - バッキング・ボーカル、エレクトリック・ギター (#1)
- ジミー・マカロック - バッキング・ボーカル、エレクトリック・ギター (#1)、アコースティック・ギター (#2)
- ジェフ・ブリトン - ドラムス
ゲスト
脚注
参考文献
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