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トウネズミモチ

モクセイ科イボタノキ属の常緑高木 ウィキペディアから

トウネズミモチ
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トウネズミモチ(唐鼠黐、学名: Ligustrum lucidum)は、モクセイ科イボタノキ属常緑高木

概要 トウネズミモチ, 分類(APG III) ...
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特徴

常緑広葉樹の高木[2]は楕円形で厚く光沢があり、ネズミモチよりも大きく、葉脈が透けて見える[2]。花期は6 - 7月頃で[2]、枝先にネズミモチよりも大きな円錐形の花序を出して、黄白色のを多数咲かせる[2]

果実は12月頃に紫黒色に熟す[2]

ネズミモチとの区別

トウネズミモチの場合、葉裏をに透かしてみると葉脈主脈側脈も透けて見えるが、ネズミモチの方は、主脈が見えるものの側脈は見えないので判別できる。また、果実はともに楕円形であるが、トウネズミモチの方が形に近く、ネズミモチはやや細長い。また、総じてネズミモチの方が樹高が低い。

分布・生育地

中国中南部原産。日本では明治時代初期渡来した[2]帰化植物

利用

大気汚染公害に強いことから、都市部を中心に公園緑化樹などに利用される[2]。よく目にする生け垣の利用は、国産の近縁種ネズミモチが殆どである。

漢名を女貞といい、果実を干したものは女貞子(じょていし)と称する生薬で、ネズミモチ同様に強壮剤にする[2]

近年、に依るの被害も拡大し、問題視されている。急速に日本各地に広がりだしているため、侵略的外来樹木としても注意が必要である(要注意外来生物[3]

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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