ジョン・エヴァンス＝フリーク (第6代カーベリー男爵)

第6代カーベリー男爵ジョン・エヴァンス＝フリーク（John Evans-Freke, 6th Baron Carbery、1765年11月11日 – 1845年5月12日）は、アイルランド王国出身の貴族、政治家。トーリー党に属し、アイルランド庶民院議員、アイルランド貴族代表議員を務めた^[1]。

コーク県の聖ファフトナ聖堂（英語版）にあるカーベリー男爵の彫像、2017年撮影。

生涯

初代準男爵サー・ジョン・フリークと妻エリザベス（1776年9月没、初代アラン伯爵アーサー・ゴアの次女）の息子として、1765年11月11日に生まれた^[1]。1777年3月20日に父が死去すると、準男爵位を継承した^[1]。

1784年から1790年までドニゴール・バラ選挙区（英語版）、1790年から1800年までバルティモア選挙区（英語版）の代表としてアイルランド庶民院議員を務めた^[1]。

1807年3月4日に親族（祖父の兄の息子）にあたる第5代カーベリー男爵ジョン・エヴァンスが死去すると、カーベリー男爵位を継承、1812年に自身の継承権を証明した^[1]。その後、1824年1月30日にアイルランド貴族代表議員に選出され、1845年に死去するまで務めた^[2]。貴族院ではトーリー党に属し、1829年に首相ウェリントン公爵がカトリック解放賛成に転じたとき、首相に同調した^[1]。

1845年5月12日にコーク県カースルフリーク（英語版）で死去、爵位は弟パーシーの息子ジョージ・パトリック・パーシーが継承した^[1]。

家族

1783年1月25日、キャサリン・シャーロット・ゴア（Catherine Charlotte Gore、1766年9月 – 1852年2月23日、第2代アラン伯爵アーサー・ゴアの娘）と結婚したが、2人の間に子供はいなかった^[1]。