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ジョーのガレージ

フランク・ザッパのアルバム ウィキペディアから

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ジョーのガレージ』(原題:Joe's Garage)は、フランク・ザッパ1979年に発表した連作アルバム。3枚のLPで一つの物語を表現したコンセプト・アルバムである。

概要 『ジョーのガレージ』, フランク・ザッパ の スタジオ・アルバム ...
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解説

1979年9月、第1弾の『Joe's Garage: Act I.』が発売され、11月に続編となる2枚組LP『Joe's Garage: Acts II & III』が発売された。1987年に初CD化された際には、Act IからIIIまでの全曲を2枚のCDにまとめたフォーマットとなったが[12]、2002年発売の紙ジャケットCDでは、オリジナルLPと同様、『ジョーのガレージ Act I』と『ジョーのガレージ Acts II & III』に分割された(ただし、『Acts II & III』は1枚のCDにまとめられている)。

本作のストーリーは、ただギターを弾いて楽しみたいだけの主人公・ジョーを苦しめる社会統制、消費主義、企業の人権侵害、ジェンダー政治学、宗教、ロックンロール的ライフスタイルといったものを風刺した内容である[13]

『Joe's Garage: Act I.』はノルウェーのアルバム・チャートにおいて13週にわたってトップ10入りし、2週連続で1位を獲得する大ヒットとなった[1]

2008年9月、Pat Towneの監督により、ロサンゼルスで本作が舞台劇として上演された。これに関しては、ザッパの未亡人であるゲイルからも公認されている[14]

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キャスト

  • フランク・ザッパ - 中央監視官、ラリー、ライリー・B・ジョーンズ神父、バディ・ジョーンズ
  • アイク・ウィリス - ジョー
  • デイル・ボジオ - メアリー
  • デニー・ウォーリー - ボーグ夫人
  • アル・マーキン - バティス警部
  • ウォーレン・ククルロ - サイ・ボーグ
  • エド・マン - サイ・ボーグ
  • テリー・ボジオ - 禿げ頭のジョン

収録曲

全曲フランク・ザッパ作。

Act I

  1. 中央監視官 - "The Central Scrutinizer" - 3:28
  2. ジョーのガレージ - "Joe's Garage" - 6:09
  3. カソリック・ガールズ - "Catholic Girls" - 4:19
  4. クリュー・スラット - "Crew Slut" - 6:38
  5. びしょ濡れTシャツコンテスト - "Fembot in a Wet T-Shirt" - 4:44
  6. オン・ザ・バス - "On the Bus" - 4:31
  7. ホワイ・ダズ・イット・ハート・ウェン・アイ・ピー - "Why Does It Hurt When I Pee?" - 2:23
  8. ルシール - "Lucille Has Messed My Mind Up" - 5:42
  9. 監視官後奏曲 - "Scrutinizer Postlude" - 1:34

Act II

  1. 過激さの象徴 - "A Token of My Extreme" - 5:29
  2. スティック・イット・アウト - "Stick It Out" - 4:34
  3. サイ・ボーグ - "Sy Borg" - 8:55
  4. ユダヤ人のためになんて働くな - "Dong Work for Yuda" - 5:03
  5. キープ・イット・グリージー - "Keep It Greasey" - 8:21
  6. アウトサイド・ナウ - "Outside Now" - 5:49

Act III

  1. ヒー・ユースト・トゥー・カット・ザ・グラス - "He Used to Cut the Grass" - 8:35
  2. パッカード・グース - "Packard Goose" - 11:31
  3. イースターのスイカ - "Watermelon in Easter Hay" - 9:05
  4. ア・リトル・グリーン・ロゼッタ - "A Little Green Rosetta" - 8:14

参加ミュージシャン

脚注

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