ジョージ・スタンホープ (第7代チェスターフィールド伯爵)

第7代チェスターフィールド伯爵ジョージ・フィリップ・セシル・アーサー・スタンホープ（George Philip Cecil Arthur Stanhope, 7th Earl of Chesterfield、1831年9月28日 – 1871年12月1日）は、イギリスの貴族、政治家。保守党に属し、庶民院議員を務めた^[1]。

オリヴィエ・サロニ（ドイツ語版）による肖像写真、1866年以降。

生涯

第6代チェスターフィールド伯爵ジョージ・スタンホープと妻アン・エリザベス（英語版）（1802年9月7日 – 1885年7月27日、初代フォレスター男爵セシル・ウェルド＝フォレスターの娘）の息子として^[1]、1831年9月28日にメイフェアで生まれた^[2]。イートン・カレッジで教育を受けた^[1]。

1849年8月21日にロイヤル・ホース・ガーズ（英語版）のコルネット（英語版）（騎兵少尉）としての辞令を購入^[3]、1853年9月2日に中尉への辞令を購入して昇進した後^[4]、1855年12月ごろに軍務から引退した^[5]。1863年3月26日に中尉としてノッティンガムシャー・ヨーマンリー連隊（英語版）に入隊^[6]、1865年3月3日に大尉に昇進した後^[7]、1871年1月までに辞任した^[8]。

クリケット選手であり、1860年から1861年までノッティンガムシャー州クリケット・クラブ（英語版）の選手として5試合に出場した^[2]。

1860年12月、サウス・ノッティンガムシャー選挙区（英語版）の補欠選挙に保守党候補として出馬、無投票で庶民院議員に当選した^[9]。1865年イギリス総選挙でも無投票で再選した^[9]。

1866年6月1日に父が死去すると、チェスターフィールド伯爵位を継承した^[1]。

王太子エドワード（のちの国王エドワード7世）とともにスカーブラの近くにあるロンズバラ・ロッジ（Londesborough Lodge）に滞在したとき、王太子とチェスターフィールド伯爵が1871年11月17日に腸チフスにかかった^[1]。王太子は回復したが、チェスターフィールド伯爵は12月1日にブレットビー・ホール（英語版）で病死した^[1]。爵位は遠戚のジョージ・フィリップ・スタンホープ（英語版）（7代伯爵の曽祖父の弟の曽孫）が継承した^[1]。ブレットビーの地所などスタンホープ家の財産は妹エヴリン（1834年11月3日 – 1875年1月25日、1861年に第4代カーナーヴォン伯爵ヘンリー・ハーバートと結婚）とその子孫が相続した^[1]。