トップQs
タイムライン
チャット
視点

ジョーダン・EJ10

ウィキペディアから

ジョーダン・EJ10
Remove ads

ジョーダン・EJ10 (Jordan EJ10) は、ジョーダン・グランプリ2000年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カー。シャシーの型式番号は本年度から「EJ」と付けられるようになったが、「EJ10」というのはエディ・ジョーダンのF1参入10周年を記念してのものであった。

概要 カテゴリー, コンストラクター ...
Remove ads

開発と経緯

1999年シーズンは59ポイントを獲得してコンストラクターズ3位となり、予算も増加。さらなる飛躍が期待されたが、それを裏切るシーズンとなった。EJ10はサーキットによって好不調の差が大きく、マシン全体の設計変更が続けられ、ドイツGPからは改良型のEJ10Bが投入された。しかし、信頼性の低さに悩まされ、2台で34回出走したが、完走は15回と50%以下の完走率であった。

前年2勝したハインツ・ハラルド・フレンツェンブラジルGPアメリカGPで得た3位2回が最高成績だった。ドイツGPでは予選17位から2位まで浮上したが、マシントラブルでリタイアした。新加入のヤルノ・トゥルーリも予選ではモナコGPベルギーGPでフロントローを獲得したが、いずれも決勝での結果に結びつかなかった。

昨年のようにフェラーリマクラーレンと互することはできず、ウィリアムズベネトンBARに後れを取ってコンストラクターズランキング6位でシーズンを終えた。トゥルーリは本マシンについて、後にインタビューで「新品タイヤではすごいスピードで走れるのに、タイヤの消耗が信じられないほど早かった。3周もするとリヤタイヤが完全に終わってしまい、その後はトラクション不足に苦しみながら、何とかチェッカーまで持ちこたえるしかなかった」と語っており、決勝レースでのタイヤマネジメントに難があるシャシーだったと指摘している[1]

フランスGPにてチームは翌シーズンからのホンダエンジン搭載を発表し、無限ホンダとのパートナーシップは3シーズン目で終了となった。

またデザイナーのマイク・ガスコインは、翌年のベネトンへの移籍希望を表明したことでガーデニング休暇入りを余儀なくされた。

エディ・ジョーダンは後に「EJ-10」という飲料を販売した。

Remove ads

F1における全成績

要約
視点

(key) (太字ポールポジション

さらに見る 年, チーム ...
Remove ads

参照

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads