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セイフガード級救難艦
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セイフガード級救難艦(セイフガードきゅうきゅうなんかん、英語: Safeguard-class salvage ship)は、アメリカ海軍の救難艦(ARS)の艦級[1]。1985年から1986年にかけて計4隻が就役し、2006年から2007年にかけて軍事海上輸送司令部(MSC)に移管された[3][4][5][6]。
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概要
1981年度に1隻、1982年度に2隻、1983年度に1隻の建造が承認され、5隻目は議会によって建造が中止された[1]。自力航行不能となった艦の曳航やサルベージを主任務とし、限定的ながら消火能力や潜水支援能力も備えている[2]。設計はボルスター級救難艦を改良したもので、居住性や医療設備、倉庫容量などの改善が図られている[1][7]。
艦型は長船首楼型で、作業の効率化のため艦橋は中央部の高い位置に配され、広い視界を確保している[7]。サルベージ用に艦の前後にはデリック・ブームを備えており、前方のものが30トン、後方のものが10トンの能力がある[2]。また、潜水作業のための再圧タンクと150トンの吊り上げ能力があるシーブがあり、レスキューチャンバーを用いた潜水艦救難も可能[8][9]。
兵装は、海軍籍時代にはエリコン Mk.67 20mm単装機関砲を2基搭載していたが[1][2]、MSC移管後には撤去された[10]。電子装備としてはAN/SPS-55航海レーダーを装備している[1]。
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同型艦
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脚注
参考文献
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