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セックスワーク・スタディーズ 当事者視点で考える性と労働
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『セックスワーク・スタディーズ 当事者視点で考える性と労働』(セックスワークスタディーズ とうじしゃしてんでかんがえるせいとろうどう)は、2018年9月26日に日本評論社から出版された日本の書籍。SWASHが編集し、セックスワーカーの権利について扱われている[1]。
内容
セックスワーカー支援や性風俗の問題について扱われた書籍で、セックスワーカー当事者、研究者、支援者、ライターなどによって協同で製作されている。ソープランド、アダルトビデオ、デリバリーヘルスなどで働く人が「健康で安全に働ける」、「やめる時は自由にやめられる」ように支援しているSWASHが纏めた現状報告であり[2]、歴史や法についての解説の他、コラム、用語集、年表が含まれる[1]。女性だけでなく、トランスジェンダーやゲイ男性といった属性についても扱われている[3]。
13人が寄稿する3部構成となっており、セックスワーカーについての人々の意識について述べた第1部、権利の主体と定義されるセックスワーカーに対する権利侵害について纏められた第2部、セックスワーカーとの関わり方について解説した第3部からなる[1]。
評価
花房観音は、本書を「セックスワーカー自身と長年研究に携わってきた人の肉声」と評し、「作られた物語ではない当事者の声に、この本で耳を傾けてほしい」と述べた[4]。『週刊新潮』は、「人権について考える全ての人」に本書を推薦した[2]。
参考文献
関連項目
外部リンク
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