センチュリー21 (不動産業)

この項目では、アメリカの不動産会社について説明しています。その日本法人については「センチュリー21・ジャパン」をご覧ください。

センチュリー21リアルエステートLLC（英: Century 21 Real Estate LLC、通称: センチュリー21）は、世界規模の不動産業者のフランチャイズ企業である。世界80の国と地域にある約9,400の独立系フランチャイズブローカーオフィスと127,000人以上の営業マンで構成されている^[3]。1971年に設立された。アメリカ合衆国ニュージャージー州マディソン（英語版）に本社を置く^[3]。

Century 21 Real Estate LLC

種類	子会社
市場情報	NYSE: RLGY S&P 400 component Russell 1000 component [1]
業種	不動産業
設立	アメリカ合衆国 カリフォルニア州（1971年）
創業者	アーサー・E・バートレット マーシュ・フィッシャー
本社	アメリカ合衆国 ニュージャージー州マディソン（英語版）
拠点数	80の国と地域
主要人物	Michael Miedler（社長兼CEO）[2] Greg Sexton（COO）[2] Cara Whitley（CMO（英語版）[2]
所有者	アポロ・グローバル・マネジメント
従業員数	127,000
親会社	トランス・ワールド・コーポレーション（英語版） (1979–1985) メットライフ (1985–1995) ホスピタリティ・フランチャイズ・システムズ（英語版） (1995–2006) リアロジー（英語版） (2006–)
ウェブサイト	www.century21.com

歴史

センチュリー21リアルエステートは、カリフォルニア州オレンジ郡で、2人の不動産業者、アーサー・E・バートレットとマーシュ・フィッシャーによって1971年に設立された^[4]。

バートレットは、社名決定の経緯を次のように説明している。

ある日の昼食時に、私と前の副社長とでブレインストーミングをしていて、私は「昔からあるように見える社名でないとダメだ」と言いました。元副社長は"20th Century Realty"を提案しました。私は、その名前で登記をするのは不可能だと思っていました。彼は"21st Realty"を提案しましたが、私はそれが好きではありませんでした。私は、「"Century 21"はどうだ?」と言いました。未来的な響きで、私はそれが好きでした。マーシュに電話して話しましたが、彼はそれが未来的すぎると考えました。彼は"Green Valley"がいいと言いました。最終的に"Century 21"で合意し、会社を法人化しました。 — Art Bartlett^[5]

1991年から2018年まで使用されたロゴ

ワイオミング州ジレットにあるセンチュリー21のフランチャイジー

センチュリー21は、1979年にトランス・ワールド・コーポレーション（英語版）に買収された。同社はホスピタリティ事業に注力することを決定していた。1985年にはメットライフがセンチュリー21を買収した^[6][7]。1995年、メットライフが住宅事業からの撤退を決め、ホスピタリティ・フランチャイズ・システムズ（後のセンダント（英語版））に売却された^[8]。センダントの分割に伴い、リアロジー（英語版）の傘下に入った。