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ソユーズ3号
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ソユーズ3号 (Союз 3 / Soyuz 3) はソビエト連邦において、宇宙飛行士のウラジミール・コマロフが死亡したソユーズ1号の事故後はじめて行われた、ソユーズ宇宙船の有人宇宙飛行である。コールサインは「アルゴン」。
数々の災難に見舞われたソユーズ1号の飛行目的は、そもそもは無人のソユーズ2号とランデブーとドッキングを行うことであったが、この時は2号の打ち上げは中止されている。飛行士ゲオルギ・ベレゴヴォイが搭乗した3号は、当初の目的を達成するための二度目の飛行であり、2号は3号の前日に打ち上げられた。
地上の管制官は、ベレゴヴォイ飛行士が操縦桿を取る前にすでに両者(2号と3号)を200mまで接近させることに成功していた。しかしながらドッキング操作は地上との交信ができない状態で行わなければならず、ベレゴヴォイは機体を1mまで接近させることはできたが、ドッキングは3回続けて試みたものの達成することはできなかった。結局、操縦用の推進剤のほとんどを消費してしまったため、当初の目的は放棄せざるを得なくなった。失敗の原因は、ベレゴヴォイの操縦にあったとされている。結局ベレゴヴォイは、このフライトのみで退役することとなった。
またベレゴヴォイがこの計画のための訓練をしている最中に、史上初の宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンが飛行機事故で死亡した(3月27日)。
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搭乗員
- 船長:ゲオルギ・ベレゴヴォイ(初飛行)
- 交代要員:ウラジーミル・シャタロフ
- 補充要員:ボリス・ヴォリノフ
飛行データ
外部リンク
- ソユーズ | sorae.jp
- ソビエト宇宙征服 - ウェイバックマシン(2003年6月25日アーカイブ分)
- Soyuz ソユーズ - ウェイバックマシン(2006年2月9日アーカイブ分)
- ロシア宇宙開発史(11)危機一髪の帰還 完成への遠い道のり
- ソユーズKのニュース記事(英文)
- RSC Energia: Concept Of Russian Manned Space Navigation Development
- Mir Hardware Heritage
- David S.F. Portree, Mir Hardware Heritage, NASA RP-1357, 1995
- Mir Hardware Heritage (wikisource)
- Information on Soyuz spacecraft
- OMWorld's ASTP Docking Trainer Page
- NASA - Russian Soyuz TMA Spacecraft Details
- Space Adventures circum-lunar mission - details
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