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タール (弦楽器)

その他のカフカース地方で見られる長いネックのリュート属の楽器、およびその総称 ウィキペディアから

タール (弦楽器)
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タール(تارtar)とは、歴史的イラン世界と称されるイランアゼルバイジャンジョージアアルメニア、およびその他のカフカース地方で見られる長いを持つリュート属撥弦楽器である[1][2]

概要 タール, 各言語での名称 ...
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概要

主にペルシア音楽歌唱伴奏のために用いる[1][2]。「タール」とはペルシア語で「」をさす[1]。18世紀中ごろ現在の形になったといわれる。主にの木などでできた共鳴胴は、2個の心臓を連結したような独特のかたちをしており、表面は牛の心臓や羊の皮膜を伸ばした薄い膜でおおわれている[1][2]

25から28の羊腸製の可動フレットと、3対の金属があり、真鍮プレクトラムで演奏される[1][2]1オクターブは15の微小音程に分割される[1]。標準的な調弦は「C3—C4—G3—G3—C4—C4」だが、用いる旋法により変わる[1]

またプレクトラムを用いずに、左手の指で、棹上の弦をたたいたりはじいたりもする[1]

ギャラリー

脚注

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