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チャンタブリー県

タイの県 ウィキペディアから

チャンタブリー県
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チャンタブリー県(チャンタブリーけん、タイ語: จังหวัดจันทบุรี)はタイ王国・東部の県(チャンワット)の一つ。トラート県ラヨーン県チョンブリー県チャチューンサオ県サケーオ県と接する。

チャンタブリー県
จังหวัดจันทบุรี
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  • この項目は英語版を元に作成されています。
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歴史

県は1893年パークナム事件(シャム危機)の後、フランス軍が占拠したことで有名である。後の1905年(タイ仏暦2448年)タイ領カンボジアの割譲と引き替えに県はタイに返還された。

また県内にはベトナム人が非常に多く住む。これは、コーチシナカトリック禁制によって19世紀初頭に県に逃れてきたグループと、1920年代1940年代仏領インドシナから逃れてきたグループ、さらにベトナム戦争前後に逃れてきたグループがある。

地理

要約
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チャンタブリー市中心部

県南部のタイランド湾に面した地域には沖積土が広がる。一方の内陸部では山地になっており、一番高いところで1,556メートルとなっている。

なお県は隣接県のトラートと併せて、宝石の産出地となっており、ルビーサファイアが採れる。チャンタブリー市内はタイ最大の宝石取引市場となっており、諸外国からの訪問客も多い他、近年は大規模なショッピングセンターや大型ホテルなども建設されている。

またトロピカル・フルーツの産地として国内では知られており、ドリアン、マンゴスチン、ランプータンなどの果物が県の主要産物となっている。

気候

ケッペンの気候区分によると、熱帯モンスーン気候に区分される。11月~4月前半は乾季であり、12月~1月は特に降雨が少なく、乾燥した晴れが多い季節である。2月~4月は暑季であるが、海洋性の気候であり著しい高温となることはない。雨季は4月後半~10月であり、雨季の間は一貫して降水量が多く、特に6~9月はほとんど晴天がみられず、非常に雨が多い。タイ国内でも降水量が多い都市の一つである。

さらに見る チャンタブリー (1981–2010)の気候, 月 ...
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県章

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県章

県章はオーラに囲まれたがデザインされている。さらに、月の海ウサギのように見えると言うことから、タイの伝説では月にウサギが住んでいるとされ、県章のの中にはウサギがデザインされている。

県木は県名にちなんでチャンの木Diospyros decandra)、県花はランである。

隣接する県

行政区

チャンタブリー県は10の郡(アンプー)に分かれ、その下位に76の町(タンボン)と、731の村(ムーバーン)がある。

  1. ムアンチャンタブリー郡
  2. クルン郡タイ語版
  3. ターマイ郡タイ語版
  4. ポーンナムローン郡タイ語版
  5. マカーム郡タイ語版
  1. レームシン郡タイ語版
  2. ソーイダーオ郡タイ語版
  3. ケーンハーンメーオ郡タイ語版
  4. ナーヤーイアーム郡タイ語版
  5. カオキッチャクート郡タイ語版
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チャンタブリー県の郡

脚注

外部リンク

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