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チョン・ユラ

大韓民国の馬場馬術選手 (1996-) ウィキペディアから

チョン・ユラ
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鄭 ユラ朝鮮語: 정유라1996年 10月30日 - )は、大韓民国の馬術選手。出生時の名前は鄭 ユヨン(정유연[2]2014年アジア競技大会において馬術団体戦で金メダルを獲得した。大統領だった朴槿恵側近として知られる鄭潤会(정윤회)と崔順実(최순실)を父母に持つ[3]

概要 個人情報, 生誕 ...
概要 チョン・ユラ, 各種表記 ...
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経歴

1996年10月30日、鄭潤会、崔順実夫妻の長女として生まれる[3]。中学生までは母順実に近しく、後に国政介入問題で母親とともに取り上げられることとなる車恩澤(차은댁)の元で声楽を勉強したが、素質がなく、乗馬に転向した[4]2014年アジア競技大会直前に成績が向上、4位の成績で団体戦メンバーに選抜され[4]、大会では金メダルを獲得した[5]。この出場実績によって梨花女子大学校に推薦合格した[6]

2015年6月に男児を出産後[7]、2015年12月12日に結婚した[8]ドイツに滞在していた時期に児童虐待の疑いで調査を受けたことがある[9]

2017年1月にデンマーク警察により不法滞在容疑で身柄を拘束され、韓国検察は不正入学容疑で早期の引き渡しを求め[10]、5月31日に韓国に強制送還され、帰国する飛行機内で韓国の検察当局に身柄を拘束された[11][12]。しかし、6月3日にソウル中央地裁が、検察からの正式な逮捕状請求を却下し釈放を命じたため、同日釈放された[13]

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学歴

議論

アジア代表大会選抜に関する疑惑

新政治民主連合安敏錫(안민석)朝鮮語版議員は、2014年アジア競技大会の馬場馬術競技の代表として選抜された際に、不正があったのではないかとの疑惑を提起した[5]。また、韓国馬事会杯においてユラと代表資格を争ったキム・ヒョクが優勝すると、父潤会は文化体育観光部を通じて、娘を優勝させるよう依頼したが、優勝は覆らなかったため、朴槿恵に要請して大会審判委員長を左遷を経て[14]免職させたと主張している[3]

単位取得不正・裏口入学疑惑

清潭高等学校3年次の出席日数が不足しており、留年するところであったにもかかわらず、崔順実の抗議により、乗馬協会の発行する公文書で卒業所定要件を満たしていると認められ、卒業したことが明らかとなった[15]。しかしその後、2016年12月5日に、ソウル市教育庁が、虚偽の公文書を使って出欠をごまかしていたなどとして、卒業を取り消すことを発表した[16]

さらには、梨花女子大学校の当時の推薦入試出願資格では、3年以内の国際的または、全国規模の大会において個人種目3位以内入賞者としており、アジア大会の団体戦で優勝した鄭には出願資格がなかったにもかかわらず、特例として入学を認めた「裏口入学」疑惑も浮上[6]。単位取得においても不正があったとされる[2][17]。疑惑が取り沙汰されると2016年4月にドイツへ出国[18]、突然休学を申請した[19]。この件に関しては、当時から大学合格だけでなく乗馬の韓国代表選抜過程で特別待遇を受けたのではないかという疑惑が取りざたされており、2014年12月3日には「能力がないならお前の両親を恨め。うちの親のことでつべこべ言うんじゃない。カネも実力だよ。他人の悪口ばかり言っているから、何をしても成功なんてしないだろうね」とFacebookに書き込んだことにより、インターネット上で批判を浴びていた[20]

疑惑を受けて、体育特技生に対する調査を教育部が実施した結果、単位不足など卒業所定要件を満たしていないにもかかわらず、卒業を認定した「第二の鄭維羅」が相当数いることが判明した[21]

Kスポーツ財団資金横領疑惑

財閥に強制的に資金を拠出させて作られたと疑われるKスポーツ財団の資金を、複数の会社を経由して順実とともに横領したという疑惑を受けている[22]。疑惑の会社はミール財団とKスポーツ財団の疑惑が発覚したその日に廃業した[23]

脚註

関連項目

外部リンク

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