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チンポー族

ミャンマー北部を中心に居住する民族。 ウィキペディアから

チンポー族
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チンポー族(チンポーぞく、景頗族、ビルマ語: ကချင်‌လူမျိုး, 中国語: 景颇族, 拼音: Jǐngpō zú)もしくはジンポー族は、主にミャンマーカチン州中華人民共和国雲南省に住む民族。カチン族の一支族である[1]

概要 総人口, 居住地域 ...

概要

カチン族とは水田耕作焼畑耕作を主とするミャンマーカチン州およびシャン州中国雲南省インドアッサム州などに分布するチベット・ビルマ系の民族である。その支族にはチンポー族の他に、マル族ラシ族アツィ族などを含む[1]

ドゥワ首長)が世襲制グムサ社会選挙によって決定されるグムラオ社会に二分している。

宗教祖先信仰または精霊信仰アニミズム)で、祭壇によって先祖を奉る風習がある。ミャンマーのカチン族には20世紀に入って、現地を統治したイギリスによりキリスト教が広まり、現在では祖霊・精霊信仰とキリスト教が併存する状態になっている。カチン語は、現地の小学校では使われていないため、子供は教会でカチン語の習得を行う。このことが仏教教徒が大多数を占めるミャンマー国内において、キリスト教が根強く残る原動力の一つとなった[2]

父系制社会で家督および財産は末子が引き継ぐ。

自治地方

自治州

言語

言語別の話者人数はチンポー語は約4万人、載瓦語は約8万人、浪速語は約4000人、勒期語は約1000人となっている。

出典

参考文献

関連項目

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