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ティミンズ

カナダの都市 ウィキペディアから

ティミンズ
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ティミンズ: Timmins)は、カナダオンタリオ州北東部にある都市。人口は4万1145人(2021年)。サドバリーより200kmほど北に位置する。北オンタリオ地方にあるため、フランス系カナダ人が多く人口の半数以上は英語とフランス語を話すことのできるバイリンガル都市として知られている。

概要
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歴史

1907年、近郊のコバルト英語版コバルト銀ラッシュ英語版に湧いた。1909年にはドームマイン英語版ポーキュパイン・ゴールドラッシュ英語版に湧いた。その後1912年、3つ目の金鉱がこの地域で発見され、ノーア・ティミンズ(Noah Timmins)によってティミンズ市は誕生した。

都市の地下には廃坑となった鉱山のトンネルがネットワーク状に広がっており、近年、これがもとで地盤沈下による陥没した穴が見られるようになり、国際的にも注目が集まるようになった。

1964年、Texas Gulf Sulphur社がティミンズ近郊のKidd Creekで銅・銀・鉛の鉱山を発見するとウィンドモール石油鉱山スキャンダル英語版及びテキサス・ガルフ株不正事件英語版(SEC v. Texas Gulf Sulphur Co.)の舞台となった。

地理

要約
視点

気候

気候は大陸性気候で冬は非常に寒冷で1月の平均気温は-16.8度、最低気温の平均は-23度に達する。一方、7月の平均最高気温は24.2度、過去最高気温は1936年7月12日の39.4度とかなり夏は暑くなる。過去最低気温は1962年2月1日の-45.6度である。年間降雪量は311.3cmに達し、降雪も多い。

さらに見る ティミンズ (ティミンズ空港), 1981−2010の気候, 月 ...

人口

2016年の人口は41,788人でここ20年程は人口減少が続いている。

さらに見る 年度, 人口(人) ...
  • 増加率は過去5年間の人口増加率を意味する。

言語

ティミンズはフランス系カナダ人人口の割合が高い都市で2016年統計によるとフランス語の母語話者の割合は35.6%に達し、人口の半数がバイリンガルとなっている。

さらに見る 母語話者(ティミンズ)2016 ...
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経済

同市はオンタリオ州北東部の行政と経済の中心地でもある。主な産業は鉱業であり、鉱山からはを始めとして、亜鉛ニッケルなどが採れる。また、林業も地元の重要な産業。

市の西部では、小売業が次々と進出しており、ホームディーポ(Home Depot)やカナディアン・タイヤ(Canadian Tire)の大型店、シルバーシティ(Silver City theatre)、ショッパーズ(Shoppers)の新店舗などがオープンしている.

交通

空港

ティミンズ空港(Timmins AirportIATA空港コード:YTS、ICAO空港コード:CYTS)
この空港はトロントサドバリーへの定期便があり、州北部の小さな町へアクセスするミニ・ハブ空港として機能している。

姉妹都市

日本の旗 直島町日本 香川県1981年8月28日提携
1975年、ティミンズ近郊のキッドクリーク鉱山(Kidd Creek)[2]に銅精錬所を建てたテキサスガルフサルファー社(Texas Gulf Sulphur Company)が、三菱鉱業直島精錬所で開発した三菱連続精銅法を採用した縁で技術者の交流が始まり、1981年に姉妹都市提携に至った[3]

著名人

脚注

外部リンク

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