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ティルフィン (モニター)
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ティルフィン(Tirfing)はスウェーデン海軍のモニター。スウェーデンでの艦種は装甲艇 (Pansarbåt)、後に二等装甲艇[1]。艦名のティルフィンは、北欧神話のAngantyrが所有した剣である[2]。
「ジョン・エリクソン」とほぼ同型のモニター2隻のうちの1隻(もう1隻は「トルデン」)である[3]。モータラ造船所で建造[4]。1865年1月28日起工[5]。1866年6月1日進水[5]。1867年7月2日に就役ないし引き渡し[5]。または1867年7月4日竣工[6]。
基準排水量1511.5トン[3]、または満載排水量1511トンとなっており[7]、主砲は最初はフィンスポング26.7cmM/66型前装滑腔砲2門[6]、またはvon Feilitzen製の9インチM/66型前装滑腔砲であったが[5]、1869年(1873年[8])にフィンスポング19口径(19.4口径[8])24cmM/69型後装施条砲に換装され、次いで1877年(1885年[8])にはフィンスポング21口径24cmM/76型後装施条砲に換装された[6]。1977年にパルムクランツ12mmM/75型10銃身機銃2挺が追加され、同機銃は1880年代にパルムクランツ25mmM/77型4銃身機銃(ノルデンフェルト製[8])に換装された[9]。
1900年年代前半の改装で主砲はボフォース45口径12cmM/94型速射砲2門となった[10]。また、マキシム・ノルデンフェルト48口径57mmM/94型速射砲8門が搭載された[10]。この時の改修では甲板室や指揮所の追加、主缶の換装なども行われた[6]。
1867年7月、「ティルフィン」、「ジョン・エリクソン」、「トルデン」とノルウェーのモニター「スコルピオネン」、フリゲート2隻はヘルシングフォシュとクロンシュタットへ向かった[11]。クロンシュタットには8月3日に着き、8月17日に同地を離れた[12]。第一次世界大戦中はイェーテボリに配備された[12]。1922年8月25日退役[13]。同年[14]ないし翌年解体業者に売却された[13]。
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脚注
参考文献
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