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ディヴェルティメント

明るく軽妙で楽しい器楽曲 ウィキペディアから

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ディヴェルティメント: divertimento)は、18世紀中頃に現れた器楽組曲である。語源はイタリア語の「divertire(楽しませる、愉快にさせる)」に持ち、明るく軽妙で楽しく、深刻さや暗い雰囲気は避けた曲風である。フランス語ではディヴェルティスマンdivertissement)。日本語では嬉遊曲喜遊曲、きゆうきょく)とも訳される。

貴族の食卓・娯楽・社交・祝賀などの場で演奏され、楽器編成は特に指定はなく、三重奏、四重奏、弦楽合奏、管楽合奏、小規模のオーケストラなど様々である。また形式・楽章数ともに自由である。演奏の目的を同じとするセレナーデと似ているが、セレナーデが屋外での演奏用であるのに対し、ディヴェルティメントは室内での演奏用だとされる。

18世紀にハイドンモーツァルトらによって多くの作品が書かれ、19世紀にはいったん廃れたが、20世紀に復活し、バルトークらによって作品が残されている。

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ディヴェルティメントの例

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