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デシーズ男爵
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デシーズ男爵(デシーズだんしゃく、英: Baron Decies)は、アイルランド貴族の爵位。1812年に創設された。
歴史
初代ティロン伯爵マーカス・ベレスフォード(1694–1763)の三男ウィリアム・ベレスフォード(1743–1819)はアイルランド国教会の聖職者であり、ドロモア主教、オソリー主教、チュアム大主教を歴任して、1812年12月22日にアイルランド貴族であるウォーターフォード県におけるデシーズのデシーズ男爵に叙された[1]。1800年合同法の施行以降、新しいアイルランド貴族爵位の創設には既存の爵位が3つ廃絶する必要があり、デシーズ男爵位の創設はレカール男爵、ファーマナ男爵、ロングヴィル子爵の廃絶を根拠とした[1]。
初代男爵以降は息子、孫、曽孫へと継承された[2]。2代男爵ジョン・ベレスフォード(1773–1855)はホースリー家の相続人と結婚して、「ホースリー」を姓に加えた[2]。4代男爵の弟にあたる5代男爵ジョン・ベレスフォード(1866–1944)はアイルランド貴族代表議員を務めた[3]。2017年時点の当主は5代男爵の孫にあたる7代男爵マーカス・ベレスフォード(1948–)である[4][5]。
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デシーズ男爵(1812年)
- 初代デシーズ男爵ウィリアム・ベレスフォード(1743年 – 1819年)
- 第2代デシーズ男爵ジョン・ホースリー=ベレスフォード(1773年 – 1855年)
- 第3代デシーズ男爵ウィリアム・ロバート・ジョン・ド・ラ・プア・ホースリー=ベレスフォード(1811年 – 1893年)
- 第4代デシーズ男爵ウィリアム・マーカス・ド・ラ・プア・ホースリー=ベレスフォード(1865年 – 1910年)
- 第5代デシーズ男爵ジョン・グラハム・ホープ・ド・ラ・プア・ベレスフォード(1866年 – 1944年)
- 第6代デシーズ男爵アーサー・ジョージ・マーカス・ダグラス・ド・ラ・プア・ベレスフォード(1915年 – 1992年)
- 第7代デシーズ男爵マーカス・ヒュー・トリストラム・ド・ラ・プア・ベレスフォード(1948年 – )
爵位の法定推定相続人は現当主の息子ロバート・マーカス・ダンカン・ド・ラ・プア・ベレスフォード閣下(1988年 – )である。
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出典
参考文献
関連項目
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