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トゥメレモ
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トゥメレモ(スペイン語: Tumeremo)は、ベネズエラ南東部のボリバル州シフォンテス市の都市。シフォンテス市の中心地でもある[1]。人口は35,700人(2019年推計[2])。
ガイアナとの国境から約80キロメートルほどの距離にあり、ベネズエラが一方的に併合・創設を宣言したグアヤナ・エセキバ州の暫定的な州都に定められている(グアヤナ・エセキバは全域をガイアナが実効支配している)[3]。
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歴史
最初の居住者はアメリカ先住民族のギアナ族とカマラコトス族であった。 1788年1月26日、カタルーニャのカプチン会修道士たちによって「トゥメレモのベツレヘムの聖母の宣教」の名の下に建設された。トゥメレモの意味は先住民族の言葉で「塗られた蛇」を意味する。修道士たちはいくつかの伝道所と、家畜と綿花の栽培に基づいた農業商業施設を建設した。
ベネズエラ独立戦争ではシモン・ボリバル率いる独立派の Manuel Piar将軍がトゥメレモを攻撃し、スペインから奪還した。スペイン人生存者は投獄の後死刑を宣言され、トゥメレモは独立派の軍事拠点となった。1830年以降、トゥメレモの周辺にアメリカ先住民族やその他の住民が住み着き始めた。
1894年、イギリス領ギアナのイギリス人入植者が国境のエセキボ川を越えて現在のシフォンテス市に入植を試みたが、ドミンゴ・アントニオ・シフォンテス将軍によって駆逐された(クユニ事件)。そのためシフォンテスはこの地域の住民から英雄とみなされている[4]。
トゥメレモの近くには鉱山がいくつかある。2016年にトゥメレモの近くにあるアテナス鉱山で鉱山労働者23人の行方不明事件(彼らは殺害されたとみられている、2016年トゥメレモ虐殺)[5]が、2018年にはロス・カンダドス鉱山でギャング(あるいは武装組織)の襲撃があり16人が死傷する事件が発生している(2018年トゥメレモ虐殺)[6]。
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気候
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出身人物
- Francisco Mago Leccia - 魚類学者
- Guillermo Sucre - 詩人
- ソフィア・シルヴァ - 初代ミス・ベネズエラ
関連項目
出典
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