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トヨタ・ヴェンザ

トヨタ自動車のクロスオーバーSUV型乗用車 ウィキペディアから

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ヴェンザVENZA)は、トヨタ自動車が主に北米地域で販売している中型クロスオーバーSUVである。

初代(2008年 - 2017年)

概要 トヨタ・ヴェンザ(初代), 概要 ...

2008年北米国際オートショーで発表された。2005年の北米国際オートショーで公開されたFT-SXコンセプトの市販モデルに相当する。外観やコンセプトはマークXジオとよく似ているが、両者は窓ガラスや外板も異なる全くの別物である。また、ヴェンザは5人乗り仕様のみである。

ヴェンザの開発はミシガン州アナーバーにあるトヨタテクニカルセンター(TTC)[1]が主体となって行われ、スタイリングは南カリフォルニアのCALTYによって手がけられた。製造はケンタッキー州ジョージタウンにあるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー英語版(TMMK)にて行われる。

プラットフォームカムリをベースとする。エンジンは1AR-FE直列4気筒 2.7L2GR-FEV型6気筒 3.5Lの2種類がラインナップされる。なお、ヴェンザはARエンジンを搭載した最初の車種である。

2012年4月、ニューヨーク国際オートショーにてフェイスリフトを受けた2013年モデルが発表された。同年11月からは韓国向けに、また2013年4月からはロシアウクライナ向け輸出も開始している。

2015年6月、アメリカ合衆国向けの製造を終了。トヨタは、ハイランダーおよびRAV4ハイブリッドを後継車としている[2]カナダ等への輸出向け製造は継続。

2017年12月、カナダでの販売も終了し、9年の歴史に幕を閉じた。

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2代目(北米仕様 : 2020年 - 2024年、中国仕様 : 2021年 - )

概要 トヨタ・ヴェンザ(2代目), 概要 ...

北米仕様

2020年に4代目ハリアー(8#型)のアメリカ向けモデルとして3年ぶりに復活。アメリカにおいてはRAV4とハイランダーの中間に位置付けられる。4代目ハリアー(AXUH85型)をベースとするため、全長と全幅が先代より若干コンパクトになった。パワートレインは全グレードにおいてハイブリッド+AWDのみあり、日本仕様のハリアーで設定のあるガソリン車やFF車の設定はない。なお2024年モデルを最後に北米での販売を終了した。後継車はクラウン・シグニア(日本名クラウンエステート)[3]


生産はトヨタ自動車高岡工場愛知県)で行われている。

中国仕様(広汽豊田)

TNGAプラットフォームを採用し、トヨタマークを中心にフロントフェイスの中央部分が突き出すような、独自のフロントフェイスを採用[4]。内装には調光パノラマルーフなどの快適装備が採用されるほか、防音材の積極採用や厚みのある窓ガラスを装備したことで、静粛性にも優れている[4]。パワーユニットは2リッターガソリン仕様と2.5リッターガソリン+モーターのハイブリッド仕様を設定[5]。駆動方式は、ガソリン仕様とハイブリッド仕様にそれぞれ2WDと4WD(ハイブリッドはE-Four)が設定される[5]。グレード展開はガソリン仕様で3グレード、ハイブリッド仕様で3グレードの計6グレードを展開[5]。現地での価格は21万6800元から30万3800元[5]

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脚注

関連項目

外部リンク

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