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トラギス

トラギス科の魚の一種 ウィキペディアから

トラギス
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トラギス(虎鱚、学名:Parapercis pulchella)は、スズキ目ワニギス亜目トラギス科トラギス属海水魚朝鮮半島台湾インドなど太平洋北西部に生息。日本でも、関東以南の太平洋岸などでみられる。

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形態

最大で20cmまで成長する。丸く細長い赤色の体の中央部に、エラから尾の付け根にかけて白い斑列がある。頭には青い帯が入るが、個体により変異が大きい。下顎にある黒い斑点でも、他種と区別できる。背ビレと、尻ビレは、底が長くなっている。

生態

沿岸の浅瀬に住み、小型の魚や甲殻類を食べる。初夏に産卵するが、メスからオスへ性転換することで有名。

人間との関係

釣りで、本種を狙うことは少ないが、シロギスなどに伴って捕獲される。天ぷらや、塩焼きあるいは練り製品として食べることもできるが、前述のように、外道として捕獲されることが多いので、産地の市場で少量のみが取引される。地域によって、「トラハゼ」「ニュウドウハゼ」「オテッカンジイ」「ドウマル」などの別名で呼ばれる。

関連項目

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