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トンビナイ・セチェン

11世紀のモンゴルの人物、チンギス・カンの祖先 ウィキペディアから

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トンビナイ・セチェン(Tumbinai Sečen)は、モンゴル部ボルジギン氏族カイドゥ・カンの長子バイ・シンコル・ドクシンの子で、カブル・カンの父。『集史』ではトゥーメネ・ハーン(Tūmene Xān)と表記。「セチェン」とはモンゴル語で「賢者」を意味する。[1]

生涯

カイドゥの長子バイ・シンコル・ドクシンの子として生まれる。[2]

1084年、トンビナイ・セチェンは帝国に使者を派遣し、「萌古国」として朝貢した。[3]

トンビナイ・セチェンが死ぬと、6男のカブル・カンが後を継いだ。[4]

トンビナイ・セチェンの子は9人おり、その9人はいずれも各部族の始祖となった。[4][5]

  • カジュクゥ(カチン)…ノヤキン氏の祖
  • セン・カチュラ(Sem Qačula)[6](カチュラ・ギルタン)…大バルラス氏の祖
  • カチャン(カチウ)…小バルラス氏の祖
  • カラルダイ…ブダアト氏の祖
  • カチクン(カチウン)…アダルキン氏の祖
  • カブル・カン…6男。キヤト氏の祖。モンゴル国初代カン。

系図

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脚注

参考資料

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