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ドス・エレスの虐殺
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ドス・エレスの虐殺(Dos Erres massacre)は、グアテマラ内戦の中で1982年12月6日から12月8日までに、ラ・リベルタードのドス・エレス村にて実行された虐殺事件である。
概要
虐殺の当事者は陸軍特殊部隊のカイビレスである。同部隊は、この虐殺以前から左翼ゲリラの首を切断するなど、残虐性で知られていた[1]。
この虐殺は、1982年10月ドス・エレス近辺にて左翼ゲリラがグアテマラ陸軍の車列を襲撃し兵士19人を殺害したことへの報復として行われた[2]。58人のゲリラの格好をしたカイビレス隊員がドス・エレス村に侵入し、「予防接種」と称して村人達を誘導すると、カイビレス隊員は村人達に襲い掛かった[2]。村人達は目隠しをされた上、こん棒で殴り殺され、遺体は井戸に投げ捨てられており、被害者は女・子供を含めた200人以上になったという[3]。
処罰
内戦終了後、虐殺を実行したカイビレス隊員のうち5人に禁錮6060年の判決が言い渡されている[3]。
出典
関連項目
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