ニニニ灯台

ニニニ灯台（ニニニとうだい、英: Ninini Point Lighthouse）は、アメリカ合衆国のハワイ州北西部、カウアイ島のリフエにある灯台である^[1][2]。

ニニニ灯台 Ninini Point Lighthouse
ニニニ岬に立つニニニ灯台
ニニニ灯台の位置
位置	北緯21度57分17.9秒 西経159度20分9.8秒
所在地	アメリカ合衆国 ハワイ州
構造	コンクリートと木
塔高	86フィート (26 m)
建設	1906年 (1906)
自動化	1953年

ニニニ岬 (Ninini Point) に立っており、コンクリートと木で造られている^[3]。86フィート（およそ26メートル）の高さをもち、灯台の頂上からは、西側に広がるナウィリウィリ湾 (Nawiliwili Bay) を見渡すことができる^[3][4]。

歴史

1850年に設立されたリフエ・プランテーション (Lihue Plantation) が、1897年に、この辺り一帯の土地を政府にリースすることで、灯台の建設工事が開始された^[5]。当初、灯台は木で造られており、初代の灯台守となったポルトガル人のマヌエル・ソーザが、灯台に住み込んで番に当たった^[3]。

1900年代初頭まで、灯台周辺は自然の中で孤立化し、荒廃が進んでおり、灯台の機能は低下の一途をたどっていた^[3]。1904年、アメリカ合衆国によって改装工事が開始され、同年に灯台守となったジェームス・マクラフリンが力を尽くした結果、荒廃した状態から脱却した^[3]。

灯台は、1906年に完成された^[1]。1932年、コンクリートと木で造られた灯台が完成される^[6]。1953年に自動化されてからは、常勤の灯台守は置かれていないものの、定期的な見回りが行われている^[3]。

交通アクセス・周辺

リフエ空港

灯台までは、自動車の場合、カプレ・ハイウェイ (Kapule Highway) を経て、ニニニ・ポイント道路 (Ninini Point Street) を進み、徒歩の場合は、ホクアラ (Hokuala) やカウアイ・マリオット・リゾート・オン・カラパキから行くことができる^[3]。

西側には、ニニニ・ビーチ (ceb:Ninini Beach) が広がっている^[7]。北へ2キロメートルほど行ったところには、リフエ空港がある^[7]。ニニニ・ビーチの近傍には、リゾート施設、ホクアラ・ティンバース・カウアイが立地している^[3]。