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ヌママムシ

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ヌママムシ
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ヌママムシ(沼蝮、学名Agkistrodon piscivorus)は、クサリヘビ科アメリカマムシ属に分類されるヘビ特定動物

概要 ヌママムシ, 保全状況評価 ...
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分布

アメリカ合衆国東部から南部固有種

形態

最大全長190cm。体形は太い。体色は主に褐色だが変異が大きく、不鮮明な暗色の横帯や斑紋が入る。幼体の斑紋は明瞭だが、成長に伴い不鮮明になる。

頭部は大型。口の中は白く、英名(Cottonmouth=綿口)の由来になっている。

毒は出血毒で、最悪の場合は死に至るが、最近では医療技術が進化しているため致命率は低い。

亜種

  • Agkistrodon piscivorus conanti Gloyd, 1969
  • Agkistrodon piscivorus leucostoma (Troost, 1836)
  • Agkistrodon piscivorus piscivorus (Lacépède, 1789)

生態

河川湿地等の水辺に生息する。泳ぎは上手く、よく水中に入る。危険を感じると口を大きく開けて威嚇する。それでも相手が怯まない場合は噛みつく。

食性は動物食で、魚類両生類、爬虫類、鳥類やその卵、小型哺乳類、動物の死骸等を食べる。

繁殖形態は卵胎生で、1回に1-16匹の幼蛇を出産する。

人間との関係

毒蛇であることから人間に駆除されることもある。また本種のみならず他のヘビ(無毒種を含む)も誤認により駆除されることもある。

画像

関連項目

参考文献

  • クリス・マティソン 『ヘビ大図鑑』、緑書房、2000年、185頁。
  • 『爬虫類・両生類800図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、136頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 両生類はちゅう類』、小学館、2004年、134頁。

外部リンク

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