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ハクロビア
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ハクロビア(Hacrobia)は、SARスーパーグループを含まないクロムアルベオラータの単系統群[1]として提唱された分類である。ただし、ハクロビアの単系統性については不明で、国際原生生物学会(ISOP)の2019年度の分類ではハクロビアは採用されていない[2]。なお"ha-"はハプト藻、"-cr-"はクリプト藻に由来し、"-bia"は生物を表す接尾辞である[3]。ハクロビアの他、CCTH (Cryptophyta, Centrohelida, Telonemia and Haptophyta)[4]や"Eukaryomonadae"[5]とも呼ばれる。

研究の歴史
過去にはストラメノパイル、ハプト藻、クリプト藻は、全てクロミスタに分類されていたが[6]、その後ストラメノパイルは除外され、ハプト藻とクリプト藻は近い関係にあると考えられた[7][8](そして"Cryptophyta+Haptophyta"グループと総称されることもある)[9]。2009年の論文では、テロネマ門と中心粒太陽虫を、ハプト藻、クリプト藻と併せて新たな分類を形成することが提案された[10]。ピコビリ藻もこの分類に入る可能性があるが、情報が少なく確定には至っていなかった[3]。
出典
外部リンク
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