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ハーレムエンド
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ハーレムエンド (HAREM END) とは、主にアダルトゲームで用いられるエンディングの通称の1つ。
ハーレムエンド
- アダルトゲームのエンディング名の一種。本項で記述する。
- 日本の漫画家、駕籠真太郎の単行本。ISBN 4-86-436242-4
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概要
1人の男性を複数の女性が取り巻く状況を指す単語「ハーレム」に基づき、主人公がすべてのヒロイン、もしくは2人以上のヒロインと一斉に結ばれたエンディングを指す[1]。なお、両方のエンディングが用意されているゲームでは前者がハーレムエンドになる。
イベントグラフィックについては、主人公とヒロインたちのグループセックスの最中[注 1]や、その事後に皆で寄り添いながら余韻に耽る様子、主人公の子を身篭った(もしくは抱きかかえた)ヒロインたちの姿[注 2]、衣食住を共有する内縁生活[注 3]などを描写したものが用いられることが多い。また、家庭用ゲームなどのギャルゲーにも盛り込まれる場合があるが、こちらでは対象年齢(CEROのレーティング制度など)による制約[注 4]からセックス描写や「ハーレムエンド」の名称を用いることができず、イベントグラフィックには立ち並ぶ花嫁姿のヒロインたち[注 5]といったものが代用されている。
家庭用ゲームなどの一般向けで明確に用いている作品は、まず見受けられない。これは、日本国内において民法第732条により重婚や一夫多妻制が固く禁じられ、刑法184条でも重婚罪が規定されていることに起因する[注 6]が、アダルトゲームの場合は日本の法律が適用されない国家やファンタジー世界を舞台とした作品も多々存在することから、むしろフィクションと割り切ったうえでハッピーエンドの1つとして扱っている作品が多く、バッドエンド(ゲームオーバー)の1つとして扱っている作品はごくまれである。
一方、漫画やアニメにも成人向けを中心に、上記同様の描写を用いて盛り込んだ作品が存在している。特に、アダルトゲームを原作としたアダルトアニメの中には、原作に存在しなかったハーレムエンドを実現させた作品[注 7]も散見される。
いわゆる和製英語の1つでもあるが、その定着によって2000年代以降は公的なニュースサイトでも用いている例が見られる[3][4][5]。
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重婚エンド
インターネット上にはハーレムエンドのことを「重婚エンド」と称する傾向も存在するが、日本語で複数の異性と一斉に結婚することを意味する語句は「複婚」であり、既婚者が他の異性と結婚することを意味する「重婚」をあてるのは不適切であるため、単語を並べた時点ですでに成立しないことを留意する必要がある。
作品例
アダルトゲーム
媒体の性質上、エンディングに採用している作品が非常に多いので、何かしら特色が付加されている作品のみを挙げる。
ギャルゲー
アダルトアニメ
一般アニメ
一般ゲーム
漫画
小説
脚注
関連項目
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