バアグン・ハチャトゥリアン

バアグン・ガルニキ・ハチャトゥリアン^{[注釈 1]}またはヴァハン・ハチャトゥリャン^{[注釈 2][1]}（アルメニア語: Վահագն Գառնիկի Խաչատուրյան、英: Vahagn Garniki Khachaturyan、1959年7月26日 - ）は、アルメニア共和国の政治家^[2]。同国第5代大統領^[3]。エレバン市長（1992年 - 1996年）、ハイテク工業大臣（英語版）（2021年 - 2022年）も務めた^[4][5]。

バアグン・ハチャトゥリアン
Վահագն Խաչատուրյան
2022年
アルメニア第5代大統領
現職
就任 2022年3月13日
首相	ニコル・パシニャン
前任者	アルメン・サルキシャン
ハイテク工業大臣（英語版）
任期 2021年8月4日 – 2022年3月3日
首相	ニコル・パシニャン
前任者	ハイク・チョバニャン（英語版）
後任者	ダヴィト・サハキャン
エレバン市長（英語版）
任期 1992年12月4日 – 1996年2月22日
前任者	ハンバルズム・ガルスチャン（英語版）
後任者	アショット・ミルゾヤン（英語版）
個人情報
生誕	(1959-07-26) 1959年7月26日（66歳）  アルメニア・ソビエト社会主義共和国、シシアン（英語版）
政党	無所属
協力政党	アルメニア国民会議（英語版） (2013–2022)
配偶者	アナヒト・ミナシャン
職業	政治家
表 話 編 歴

アルメニア全国民運動の後継政党、アルメニア国民会議（英語版）（略称：ՀԱԿ）所属であったが、2017年に同党を離党した^[6]。2013年エレバン市議会選挙（英語版）においては同党の代表として名を連ねたが^[7]、現在は無所属^[8]。

前半生

1959年、アルメニア南部シュニク地方のシシアン（英語版）に生まれる。1980年、エレバン国立経済大学（英語版）を経済学士課程を修了して卒業。

政治家として

1982年から1989年の間、ハチャトゥリアンはハラズダン計器製作（Հրազդանմաշ）に勤務した。1989年から1992年にはマルス製造所（Մարս）に総監督代理として勤務、また、1990年から1996年にはエレバン市議会（英語版）議員として務め、1992年から1996年までは同市の市長であった。1995年から1999年まで、アルメニア国民議会副議長、1996年から1998年まで、レヴォン・テル＝ペトロシャン大統領の顧問を務めた。さらに、2002年からは政治・法律・経済研究センター副所長に就任した。2021年8月、ハイテク工業大臣（英語版）に指名された。

大統領

2022年1月のアルメン・サルキシャン大統領辞任を受け、与党市民契約党（英語版）はハチャトゥリアンを大統領候補として指名した^[9]。第2回投票（英語版）の結果、ハチャトゥリアンは大統領に選出^[10]。同年3月13日、正式に大統領として就任した^[11]。

経歴・役職

• 2000年：アルマト（Արմատ）民主制・市民社会開発センターの創設メンバー
• 2006年：アイルントランク（Այլընտրանք）社会・政治イニシアチブの創設メンバー
• 2019年 - 2021年：ARMECONOMBANK（Հայէկոնոմբանկ）役員