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我が黄金のベンガルよ

バングラデシュ人民共和国の国歌 ウィキペディアから

我が黄金のベンガルよ
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我が黄金のベンガルよ(わがおうごん-、ショナル・バングラ、ベンガル語: আমার সোনার বাংলা)は、バングラデシュ国歌である。作詞はインドの詩聖ラビンドラナート・タゴール。タゴールは、ベンガル地方の芸能者・修行者バウル (ベンガル)で郵便配達員だった Gagan Harkara の歌に直接影響を受けてこの曲を作っており[1]、バウルの歌の旋律にタゴールの詞を乗せた形になっている[2]

概要 আমার সোনার বাংলা, 作詞 ...

自然への礼賛や感謝はベンガル文学の主要テーマであり、シャクティ派の信仰対象である女神ドゥルガー母なる大自然として礼賛した詞と考えられる[3]

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歌詞

要約
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原詩は25節から成り立っているが実際歌われているものと対応していないので、実際に歌われている歌詞を以下に掲載した。

さらに見る ベンガル語歌詞(太字は公式), ローマ字(下線は公式) ...

歌詞の太字の和訳

 わたしの黄金のベンガルよ、
 わたしはあなたが好きでたまりません。
あなたの空、あなたの風は、
 わたしの胸の中にある笛をいつも鳴らしてくれます。
ああ、お母さん、早春の
 あなたのマンゴー林が放つ香は
  わたしの魂を夢中にさせてしまいます。
ああ、お母さん、
 わたしは死ぬほど幸福です。
お母さん、晩秋の
 あなたの実り多き田畑に
  わたしはお母さんのすてきな笑顔を見ましたよ。
美しい光と影が綾なす
 愛情と慈悲にあふれた衣の裾を
お母さんは、バニヤンの樹の根元や
 川の土手に拡げてくださいましたね。
お母さん、あなたの言葉は
 わたしの耳には、まるで甘露のように響きます。
ああ、わたしは死ぬほど幸福です。
お母さん、あなたのお顔が心配で曇れば
 わたしの頬は涙で濡れてしまいます。

—タゴール、『歌のひろごり』所収「祖国」より。 1931年作

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脚注

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