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ヒカリキノコバエ

ハエ目キノコバエ科の属、それに属する昆虫の総称 ウィキペディアから

ヒカリキノコバエ
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ヒカリキノコバエ(光茸蝿)とはハエ目(双翅目)キノコバエ科ヒカリキノコバエ属(Arachnocampa)に分類される昆虫の総称である。幼虫は青白い光を発するためツチボタル(土蛍)、グローワームとして知られている。

概要 ヒカリキノコバエ属, 分類 ...
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分布

オーストラリア東海岸、ニュージーランド

生息地

オーストラリア

ニュージーランド

また、同じハエ目の中では日本八丈島に生息するツノキノコバエ属のニッポンヒラタキノコバエ(Keroplatus nipponicus)の幼虫も発光する[1]

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生態

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粘液を垂らしたArachnocampa luminosaの幼虫
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発光するArachnocampa luminosaの幼虫

幼虫は洞窟や洞穴などの天井に生息している。粘液を20から30mm、長いものでは30から40cmもたらす。暗闇でルシフェリンにより青白い光を発し、虫を誘き寄せて粘液で絡め取り捕食する。幼虫の期間は約6ヶ月から12ヶ月である。成虫は口を持っておらず、交尾をし、産卵を終えるまでの数日間で死んでしまう。

人との関わり

生息するオーストラリア、ニュージーランドでは洞窟観光資源の一つとして宣伝されている。

宮崎駿監督アニメ「天空の城ラピュタ」に出てくる飛行石の洞窟は、このヒカリキノコバエの幼虫が発光する洞窟をモデルにしていると言われる事があるが、スタジオ・ジブリはオーストラリアをモデルにした作品は無いと話している[2]

脚注

関連項目

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