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ヒトコロナウイルス229E
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ヒトコロナウイルス229E(HCoV-229E, Human coronavirus 229E)は、ヒトやコウモリをはじめとする哺乳類に感染するウイルスの1種[1]。エンベロープを持つ一本鎖プラス鎖RNAウイルスであり、アミノペプチダーゼN受容体(APN受容体)を利用して宿主細胞に侵入する[2][3]。ヒトコロナウイルスOC43等とともに、風邪の原因となるウイルスの一つである[4][5]。アルファコロナウイルス属(第1群コロナウイルス)に含まれる。
1960年代に、ヒトコロナウイルスOC43とともに、ヒトに感染するコロナウイルスとしてはじめて発見された[6]。極めて普遍的に存在する風邪のウイルスであり、通常は重症化しない[6]。全年齢に感染するが、5歳以下の小児に多く見られる[6]。なお、2000年代以降のいくつかの研究では、風邪様コロナウイルスの中では比較的低頻度となっている[7][8] [9]。
MERSコロナウイルスと同様に、ラクダから人に感染するよう進化したと推定されている[10]。
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脚注
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