ピリピリ

この項目では、唐辛子の品種について記述しています。「ぴりぴり」の語義については、ウィクショナリーの「ぴりぴり」の項目をご覧ください。

ピリピリ (Piri piri) は、キダチトウガラシの一栽培品種で、小さく辛みのある唐辛子である。Peri Peri（ペリペリ）ともいう^[1]。名前は、アンゴラ及びモザンビーク南部のバンドゥー語のひとつ、ロンガ語から来ている。ロンガ語がアラビア語の phil-phil「トウガラシ」から獲得した語とみられる。

ピリピリ
分類
界 : 植物界 Plantae 門 : 維管束植物門 Tracheophyta 階級なし : 被子植物 angiosperms 目 : ナス目 Solanales 科 : ナス科 Solanaceae 属 : トウガラシ属 Capsicum 種 : キダチトウガラシ C. frutescens 栽培品種 : ピリピリ C. f. 'Piri piri'
学名
Capsicum frutescens 'Piri piri'

モザンビークを植民地としたポルトガルがチキンの付け合わせとして取り入れ、インドのゴア地方などポルトガル領の他地域に持ち込んだ^[1]。

用途

主にソースの材料やマリネとして、アフリカ各地の料理及びポルトガル料理などに使われている。