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ファンフェア
アメリカの対魚雷用の曳航型デコイ ウィキペディアから
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ファンフェア(英語: T-Mk 6 Fanfare)は[注 1]、アメリカ合衆国で開発された曳航型の対魚雷用ソナーデコイ[1][2]。
概要
第二次世界大戦中、ドイツ海軍がG7魚雷の音響ホーミング版(T-5)を実戦投入したのに対し、連合国は曳航型デコイであるフォクサーを配備し、これは世界初の音響魚雷防御システムとなった[3]。また後にはその発音体を改良したハープ(Harp)も開発・配備された[4]。
これらに続いて開発されたのが本システムであり[4]、1950年代から1960年代にかけて、アメリカ海軍の標準的な対魚雷用デコイとして配備された[2]。その後も同盟国の艦艇を含めて長く用いられたが、しばしば後継のAN/SLQ-25と混同されている[2]。SLQ-25と同様、2基の曳航体が配備されており、魚雷によって1基が破壊された場合には直ちにもう1基が投入される[4]。
海上自衛隊ではハープに続いてファンフェアの供与を受けたのち、曳航具3型として国産化したとされている[4][注 2]。この曳航具は電動式発音体を備え、音響の発生停止はソナー室の管制器で行われた[4]。
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脚注
参考文献
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