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フォード・トーラスX

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フォード・トーラスX
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トーラスXTaurus X)はフォードが製造・販売していた自動車である。2005年から2007年までフリースタイルFREESTYLE)の車名で販売されていたが、2008年からトーラスXに改名された。

概要 フォード・フリースタイル, 概要 ...

概要

2004年1月北米国際オートショーにてフォード・トーラスセダンおよびワゴンの後継車種が、それぞれファイブハンドレッド、フリースタイルとして発表され、同年内に2005年モデルとして発売開始された。フリースタイルは背の高いステーションワゴン風の外観の車種で、6/7人乗員の3列シートは多彩なシートアレンジを備えており、それによって高い居住性と実用性を確保していた。

マーキュリー版の姉妹車も計画されていたようで、翌2005年の北米国際オートショーにてマーキュリー・メタワン (Mercury Meta One) コンセプトが出展されたが、実際に市販化されることはなかった。なお、同コンセプトはツインターボのV6ディーゼルエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド車であった[1]

フリースタイル(および姉妹車のファイブハンドレッドとマーキュリー・モンテゴ)は、プラットフォームにはXC90などで使用されているボルボ開発のフォード・D3プラットフォームを採用した。パワートレーンは3.0L DOHCV6ZFCVTの組み合わせのみであった。駆動方式はFFAWDがともに用意された。

2007年2月にはシカゴオートショーフェイスリフトされた2008年モデルが発表されたが、フォードの戦略転換に伴ってD3プラットフォームの3車種はファイブハンドレッドが「トーラス」に、モンテゴが「セーブル」に戻され、またフリースタイルは「トーラスX」に改名された。パワートレーンは3.5L DOHCV6とアイシンAW(現:アイシン)製6速ATの組み合わせに換装された。

2009年1月の北米国際オートショーでフルモデルチェンジされたトーラスが発表されたが、トーラスXはモデルチェンジされることなく2009年モデル限りで打ち切られた。

なお、豪州フォードが似たようなスタイリングを持つフォード・テリトリーを開発し、アジア太平洋地域で販売しているが、トーラスXとはプラットフォームも異なる全くの別車種である。

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脚注

関連項目

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