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フクギ科
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フクギ科(フクギか、学名: Clusiaceae)は、世界の熱帯に分布する常緑木本の科の一つ。14属595種ほどから構成される[1]。フクギ属 Garcinia にはマンゴスチンを始めとした果樹などが属し、日本ではフクギが南西諸島と小笠原諸島に自生する。
クロンキスト体系等ではオトギリソウ科 Clusiaceae のフクギ亜科 Clusioideae とされ、この広義のオトギリソウ科の学名に Clusia 属に基づく Clusiaceae が用いられているが、APG植物分類体系における狭義のオトギリソウ科の学名には Hypericaceae が与えられている。
系統的にはヤチモクコク科 Bonnetiaceae の姉妹群となる[2]。
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属
特に種数が多いのはフクギ属 Garcinia ・Clusia 属・Chrysochlamys 属など[1]。
- Clusieae
- Chrysochlamys - 50種
- Tovomita
- Clusia - 300-400種
- Dystovomita
- Tovomitopsis
- Garcinieae
- Allanblackia
- フクギ属 Garcinia - マンゴスチン・フクギなど240種
- Symphonieae
系統
以下の系統樹はRuhfel et al. (2011)による[2]。Allanblackia 属はフクギ属に含まれ、フクギ属は側系統群である可能性がある。また、Tovomita 属は単系統群とならない。
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脚注
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