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サビキン亜門
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サビキン亜門(サビキンあもん、学名:Pucciniomycotina)とは、担子菌門に属する菌界の下位分類群の一つである。隔壁を持つ多室担子器を形成することから、古くはクロボキン亜門と共に半担子菌綱(学名:Hemibasidiomycetes)および菌蕈綱の異担子菌亜綱(学名:Heterobasidiomycetidae)に分類されていたが、微細構造の観察や分子系統学的な研究などに基づき独立の亜門が設けられた。
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分類
Dictionary of the Fungi によれば、この亜門は8綱、18目、36科からなる[3]。8000種以上が属するが、その90%以上がサビキン綱のサビキン目に含められる[4]。
- トリチラキウム綱 Tritirachiomycetes - かつては子嚢菌とされていた[5]。
- ミクシア綱 Mixiomycetes - ミクシア属 Mixia osmundae 1種のみ。シダ寄生。
- アガリコスティルブム綱 Agaricostilbomycetes
- フクロタンシキン綱 Cystobasidiomycetes
- クラッシクラ綱 Classiculomycetes - 淡水性。
- ミクロボトリウム綱 Microbotryomycetes
- クリプトマイココラックス綱 Cryptomycocolacomycetes - 2種。菌寄生性。
- アトラクティエラ綱 Atractiellomycetes - トメバリキン Phleogena faginea 等
- サビキン綱 Pucciniomycetes
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系統
2011年の分子系統解析では次のような系統樹が得られている[5]。
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出典
外部リンク
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