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プレートガラス大学群
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プレートガラス大学群(英: Plate Glass University)は、20世紀中期頃に設立されたイギリスの大学の総称[1]。
16世紀以前に設立された古代の大学は石造りのゴシック建築を基調とし、19世紀から20世紀初頭に設立された大学は赤レンガ造りゆえに「赤レンガ大学群」と呼称されている一方で、20世紀中期に設立された大学は、モダニズム的な板ガラスや鉄鋼などを多用した建築であったことが呼称の由来である[2]。
概要
もとは、1963年のロビンズ報告に先立ち、1950年代後半から1960年代前半に大学教育資助委員会(UGC)の決定に従って設立した大学を指す[3]。しかし、現在ではロビンズ報告の結果として設立した大学も含める[1]。
呼称については、イギリス人弁護士のマイケル・ベロフが1968年に出版した著書を起源とする[2]。ベロフの著書は、1960年代に新設された7つの大学のみを「プレートガラス大学群」として言及し、既存の大学やカレッジの編成を経て設置された大学はこれに含めなかった。
一方で、2016年には教育省が「旧大学」(1800年以前)、「赤レンガ大学」(1800~1960年)、「プレートガラス大学」(1960~1992年)、「新大学」(1992年以降)の4つの年代へと大学を分類し[4]、「プレートガラス大学」にはベロフの意向に反してにカレッジから派生した大学が多く含まれた。
大学一覧
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関連項目
脚注
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