ヘンリー・クリントン (第7代リンカーン伯爵)

第7代リンカーン伯爵ヘンリー・クリントン（英語: Henry Clinton, 7th Earl of Lincoln, KG, PC、1684年 – 1728年9月7日）は、イギリスの貴族、政治家。

ゴドフリー・ネラーによる肖像画

生涯

第6代リンカーン伯爵フランシス・クリントンと2人目の妻スーザン・ペニストン（Susan Penniston）の長男として、1684年に生まれた^[1]。1693年9月4日に父が死去すると、リンカーン伯爵の爵位を継承した^[1]。

1715年から1720年まで陸軍支払長官を務めた^[2]。1719年、王立音楽アカデミー社（英語版）に出資した^[3]。1721年、ガーター勲章を授与された^[4]。1722年12月29日、ロンドン塔管理長官（英語版）とタワー・ハムレッツ統監（英語版）に任命され、1725年まで務めた^[5]。1725年6月1日に王室会計長官（英語版）に任命されたが^[6]、1728年9月7日に罷免された^[7]。1727年の戴冠式において、宝剣を持つ役割を務めた^[8]。1728年4月11日、ケンブリッジシャー統監（英語版）に任命された^[9]。

1728年9月7日に死去、長男ジョージが爵位を継承した^[1]。

家族

第7代リンカーン伯爵（右）と初代ニューカッスル公爵、ゴドフリー・ネラー作。初代ニューカッスル公爵はリンカーン伯爵の妻の兄にあたる。

1717年5月16日、初代ペラム男爵トマス・ペラムの娘ルーシー（1736年7月20日没）と結婚^[1]、2男をもうけた。

• ジョージ（1718年 – 1730年） - 第8代リンカーン伯爵
• ヘンリー（1720年 – 1794年） - 第9代リンカーン伯爵、1768年に第2代ニューカッスル＝アンダー＝ライン公爵