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ベイビー・トーク
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『ベイビー・トーク』(Look Who's Talking)は、1989年公開のコメディ映画作品。エイミー・ヘッカーリング監督。
概要
赤ちゃんの視点で右往左往する大人のおかしさを描写するシリーズ作品の第1作。主人公・マイキーの声をブルース・ウィリスが当てている他、『サタデー・ナイト・フィーバー』に続くヒット作に恵まれず低迷していたジョン・トラボルタが本作への出演を契機に再起し、後に『パルプ・フィクション』で再び大ブレイクするに至ったことでも知られる。
好評を受けて1990年に主人公・マイキーの妹が生まれる続編『リトル★ダイナマイツ/ベイビー・トークTOO』(Look Who's Talking Too)、1993年にマイキー一家の飼い犬の視点で描かれる『ワンダフル・ファミリー/ベイビー・トーク(3)』(''Look Who's Talking Now)が作られた。
キャスト
- ソフト版:初出1990年10月5日発売VHS
- その他声の出演:滝沢久美子、水島鉄夫、弘中くみ子、鵜飼るみ子、城山堅、笹岡繁蔵、深見梨加、鈴木れい子、塚田正昭、小野健一、高宮俊介、小形満、渡辺美佐
- 演出:小山悟、翻訳:木原たけし、調整:西村善雄、効果:リレーション、制作:東北新社
- 日本テレビ版:初回放送1992年10月30日『金曜ロードショー』
ストーリー
ニューヨークで会計士として働いていたモリーは得意先の社長・アルバートに迫られて体を許してしまうが、この時にモリーの卵子がアルバートの精子と結合し、細胞分裂が始まる。この映画では、精子の状態、胎児の状態、乳幼児期まで、大人と同じように思考する子供の心の声が観客にのみ聞こえる。
モリーは不倫の結果の妊娠を周囲には打ち明けられず「人工授精で妊娠した」と偽っていた。父親のアルバートも最初は妊娠を喜んで、妻と別れると言っていたが、別の愛人といちゃついているところをモリーに目撃される。「持病の身勝手病の発作だ」と開き直るアルバートに愛想をつかしたところで陣痛が始まってしまう。
そこへ通りかかったタクシー・ドライバーのジェームズは、ダウンタウンの交通渋滞の中を猛スピードで走り、病院へ送る。ジェームズは医師に父親と間違えられ、出産にまで立ち会う騒動の末、無事、男児・マイキーが誕生する。
モリーは「今度は顔で惚れるような馬鹿な真似はしない。最高のパパをあなたに作ってあげる」とマイキーに誓う。退院後、タクシーに忘れていたバッグをジェームズが自宅まで届け、ベビーシッターをする代わりに、祖父を老人ホームに入所させるためにモリーの住所を貸してほしいと頼む。
モリーはジェームズに子守を任せ、新しい父親を見つけようとデートを重ねるが、どの相手もうまくいかない。その間に、ジェームズとマイキーは絆を深めていく。公園で友達の「パパはママといつも一緒にいる人」という心の声を聞いたマイキーは、「ならジェームズがパパだ」と思うようになる。
次第にモリーもジェームズに惹かれていくが、彼がマイキーの父親になるには未熟すぎると考えていた。更にアルバートがモリーに再び接触してきたことで、ジェームズとも険悪な状態になる。ベビーシッターも辞めることになり、最後の別れをマイキーに話すが、その想いはモリーにもベビーモニター越しに聞かれていた。
モリーは再びアルバートと会うが、あまりにも身勝手なアルバートを完全に見限る。その日の夕方、祖父の老人ホームに呼ばれたモリーは、祖父が起こしたトラブルを仲裁する。遅れて駆けつけたジェームズは感謝し、二人は矛を収める。
その騒動の中、ホームから外へ出てしまったマイキーは、レッカー移動される車に乗ってしまう。道路の真ん中で外へ出たマイキーは、なんとかジェームズに助けられる。ジェームズとモリーが見つめ合う中、マイキーは「ダダ」と本当の声を出す。マイキーがジェームズを父親だと思っていると知った二人は、キスを交わす。
それから9ヶ月後、モリーは妹のジュリーを出産する。ジュリーはマイキーに「今日はもうヘトヘトなの。じっくり話してあげる」と心の声で話す。
出典
関連項目
外部リンク
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