トップQs
タイムライン
チャット
視点

ベイビー・トーク

ウィキペディアから

Remove ads

ベイビー・トーク』(Look Who's Talking)は、1989年公開のコメディ映画作品。エイミー・ヘッカーリング監督。

概要 ベイビー・トーク, 監督 ...

概要

赤ちゃんの視点で右往左往する大人のおかしさを描写するシリーズ作品の第1作。主人公・マイキーの声をブルース・ウィリスが当てている他、『サタデー・ナイト・フィーバー』に続くヒット作に恵まれず低迷していたジョン・トラボルタが本作への出演を契機に再起し、後に『パルプ・フィクション』で再び大ブレイクするに至ったことでも知られる。

好評を受けて1990年に主人公・マイキーの妹が生まれる続編『リトル★ダイナマイツ/ベイビー・トークTOO』(Look Who's Talking Too)、1993年にマイキー一家の飼い犬の視点で描かれる『ワンダフル・ファミリー/ベイビー・トーク(3)』(''Look Who's Talking Now)が作られた。

キャスト

  • ソフト版:初出1990年10月5日発売VHS
その他声の出演:滝沢久美子水島鉄夫弘中くみ子鵜飼るみ子城山堅笹岡繁蔵深見梨加鈴木れい子塚田正昭小野健一高宮俊介小形満渡辺美佐
演出:小山悟、翻訳:木原たけし、調整:西村善雄、効果:リレーション、制作:東北新社

ストーリー

ニューヨークで会計士として働いていたモリーは得意先の社長・アルバートに迫られて体を許してしまうが、この時にモリーの卵子がアルバートの精子と結合し、細胞分裂が始まる。この映画では、精子の状態、胎児の状態、乳幼児期まで、大人と同じように思考する子供の心の声が観客にのみ聞こえる。

モリーは不倫の結果の妊娠を周囲には打ち明けられず「人工授精で妊娠した」と偽っていた。父親のアルバートも最初は妊娠を喜んで、妻と別れると言っていたが、別の愛人といちゃついているところをモリーに目撃される。「持病の身勝手病の発作だ」と開き直るアルバートに愛想をつかしたところで陣痛が始まってしまう。

そこへ通りかかったタクシー・ドライバーのジェームズは、ダウンタウンの交通渋滞の中を猛スピードで走り、病院へ送る。ジェームズは医師に父親と間違えられ、出産にまで立ち会う騒動の末、無事、男児・マイキーが誕生する。

モリーは「今度は顔で惚れるような馬鹿な真似はしない。最高のパパをあなたに作ってあげる」とマイキーに誓う。退院後、タクシーに忘れていたバッグをジェームズが自宅まで届け、ベビーシッターをする代わりに、祖父を老人ホームに入所させるためにモリーの住所を貸してほしいと頼む。

モリーはジェームズに子守を任せ、新しい父親を見つけようとデートを重ねるが、どの相手もうまくいかない。その間に、ジェームズとマイキーは絆を深めていく。公園で友達の「パパはママといつも一緒にいる人」という心の声を聞いたマイキーは、「ならジェームズがパパだ」と思うようになる。

次第にモリーもジェームズに惹かれていくが、彼がマイキーの父親になるには未熟すぎると考えていた。更にアルバートがモリーに再び接触してきたことで、ジェームズとも険悪な状態になる。ベビーシッターも辞めることになり、最後の別れをマイキーに話すが、その想いはモリーにもベビーモニター越しに聞かれていた。

モリーは再びアルバートと会うが、あまりにも身勝手なアルバートを完全に見限る。その日の夕方、祖父の老人ホームに呼ばれたモリーは、祖父が起こしたトラブルを仲裁する。遅れて駆けつけたジェームズは感謝し、二人は矛を収める。

その騒動の中、ホームから外へ出てしまったマイキーは、レッカー移動される車に乗ってしまう。道路の真ん中で外へ出たマイキーは、なんとかジェームズに助けられる。ジェームズとモリーが見つめ合う中、マイキーは「ダダ」と本当の声を出す。マイキーがジェームズを父親だと思っていると知った二人は、キスを交わす。

それから9ヶ月後、モリーは妹のジュリーを出産する。ジュリーはマイキーに「今日はもうヘトヘトなの。じっくり話してあげる」と心の声で話す。

出典

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads