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ベニヒモノキ

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ベニヒモノキ
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ベニヒモノキ(別名 ナガボアミガサノキ、学名:Acalypha hispida)はトウダイグサ科エノキグサ属の常緑低木~中木。種小名hispidaは剛毛を意味し、垂れ下がるブラシ状の花序に由来する[1]。英名のchenilleは毛虫、foxtailは狐の尾の意。和名も特徴的な花序の色と形にちなむ[2][3]

概要 ベニヒモノキ, 分類(APG IV) ...
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樹姿(2024年8月 沖縄県本部町 熱帯ドリームセンター)
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特徴

エノキグサ属の種は一般に葉を鑑賞対象とするが、本種は花を鑑賞する。高さ4 mほど。葉は広卵形で先は尖り、鋸歯縁で互生する。深紅色のひも状の穂状花序を20–50 cmほど伸ばす。花序の長さは成長の度合いにより異なる。周年開花する。園芸品種には葉が赤いドウバベニヒモノキや、花序が乳白色になるシロヒモノキがある[4][5][2][6][7][3][8][1]

分布

文献により原産地の表記が異なり、西インド諸島[2][6][8][1]、インド[4]~マレー半島[3]~ニューギニア[5]など。POWO[9]ではパプアニューギニアビスマルク諸島が自生地で、他産地は導入とされる。

生育環境、利用

公園樹、庭園樹、生垣用。枝が柔らかく耐風性は弱いため、植栽場所は注意する。挿し木で繁殖可能[4][5][6][3]

脚注

参考文献

外部リンク

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