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ペーパー・ハウス
2017年から放送されているスペインのテレビドラマシリーズ ウィキペディアから
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『ペーパー・ハウス』(原題: La casa de papel、英題: Money Heist、マネー・ハイスト)は、2017年から2021年まで放送されていたスペインのテレビドラマシリーズ。スペインの造幣局に立てこもった8人組の強盗団を描く。
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2017年にスペインの放送局Antena 3からパート1と2が放送され、その後Netflixが独自に再編集し全世界へ配信した[1][2]。2019年のパート3以降はNetflixが製作・配信している[3]。
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あらすじ
8人組の強盗団が、67人の人質を取りマドリードの造幣局に立てこもった。24億ユーロを持って脱出するという完璧な計画を練っていたが、強盗団は崖っぷちの状況に追い込まれる[5]。
登場人物
『ペーパー・ハウス』のキャスト。上段左からウルスラ・コルベロ、アルバロ・モルテ、イツィアル・イトゥーニョ、ペドロ・アロンソ、パコ・トウス、アルバ・フローレス、ミゲル・エラン、ハイメ・ロレンテ、エステル・アセボ、エンリケ・アルセ、マリア・ペドラサ、ダルコ・ペリック。
メインキャスト
- Silene Oliveira (トーキョー)
- 演:ウルスラ・コルベロ
- かつて強盗に失敗し、彼氏は殺され警察に追われる身となった時、教授と出会い強盗団の仲間となった。
- 性格は短気で軽率、しかし陽気かつ度胸持ちでもある。リオやナイロビとは友好的な関係を築いた。
- 教授を「守護天使」と呼び尊敬している。
- 本シリーズでは、トーキョーが主にナレーションなどを担当するため事実上の主人公といえる。
- Sergio Marquina (教授)
- 演:アルバロ・モルテ
- 造幣局強盗計画の首謀者。現場には赴かず、離れた場所から実行役の仲間たちに指示を出す司令役。
- かつて銀行強盗に失敗した父の意思を引き継ぐため、仲間を率いてロイヤルミントとスペイン銀行の強盗を計画する。計画の準備には20年を要し、ベルリンやパレルモとともに研究を続けていた。
- 少年時代に病気のため長い期間を病院で過ごした事がある。
- カリスマ性があり完璧主義者でもある。スペインの折り紙「Pajarito」を丁寧に作る描写など、内向的な様子も見受けられる。
- ベルリンとは兄弟関係にある。
- Raquel Murillo (リスボン)
- 演:イツィアル・イトゥーニョ
- 王立造幣局へ強盗に入った際、交渉役を担当した国家警察隊の検査官。鼻ピアスが特徴的。
- 事件中に教授と恋に落ちる。教授が強盗の首謀者だと気づいた時には迷いを見せるが、最終的に仲間になる。
- パート3のスペイン銀行から仲間として活躍する。
- 一人の娘と認知症の母親を持つ。
- Andrés de Fonollosa (ベルリン)
- 演:ペドロ・アロンソ
- ナルシストでユーモア溢れる現場のまとめ役。
- 冷酷で知的かつ挑発的な性格で、他人と衝突しやすく型破りで予測不可能な部分がある。
- 病気により余命宣告を受けている。
- パート3からは回想シーンで多く登場し、物語の結末と結びついた重要な役割を果たす。
- スピンオフドラマ「Berlin: A New Series」(原題)には主人公として登場している。
- Agustín Ramos (モスクワ)
- 演:パコ・トウス
- 元鉱山労働者。デンバーとは親子関係にある。
- Ágata Jiménez (ナイロビ)
- 演:アルバ・フローレス
- 偽札製造の専門家。楽観主義者。
- 王立造幣局での強盗の際は印刷の担当、スペイン銀行での強盗では金の融解を監督した。
- 生き別れとなった一人の息子を持つ。
- Aníbal Cortés (リオ)
- 演:ミゲル・エラン
- 強盗団内で最年少のハッカー。
- トーキョーとは交際関係にある。
- Ricardo / Daniel Ramos (デンバー)
- 演:ハイメ・ロレンテ
- 強盗に加わったモスクワの息子。
- ユーモアに溢れる人物であり、ダンスを得意としている。笑い方が特徴的。
- ストックホルムとは交際関係にある。
- Mónica Gaztambide (ストックホルム)
- エステル・アセボ
- 王立造幣局の秘書。
- 事件中にデンバーと恋に落ちる。それからは強盗団を手伝っており、パート3からは正式に仲間として迎えられた。
- アルトゥーロとはかつて交際していたが、隠し子ができたのち関係が崩れている。
- コードネームの由来は ストックホルム症候群から。
- アルトゥーロ・ロマン
- 演:エンリケ・アルセ
- 王立造幣局の局長。
- 人質になるが、強盗団に反抗的な態度を示す。
- パート3からは銀行内の人質を救うべく、独り身で潜入する。
- Alison Parker
- 演:マリア・ペドラサ
- 駐スペイン英国大使の娘。王立造幣局の強盗における重要な人質として登場する。
- いじめを受けており、孤独で悲観的だが、行動力に優れる。
- Mirko Dragic (ヘルシンキ)
- 演:ダルコ・ペリック
- セルビアの兵士。強靭な肉体を持ち、シリーズを通して忠実な活躍を見せる。
- オスロのいとこ。
- Mariví Fuentes
- 演:キティ・マンベール
- ラケルの母親。認知症を患っている。
- Bogotá
- 演:ホヴィク・ケウチケリアン
- 溶接工。冶金学の専門家として強盗に参加する。
- 7人の息子が世界各地にいる。
- マルセイユ
- スペイン銀行の強盗にも参加した計画発足時の初期メンバー。
- 菜食主義者。
- 強盗の連絡役として教授と共に行動する。
- Martín Berrote (パレルモ / The Engineer)
- 演:ロドリゴ・デ・ラ・セルナ
- スペイン銀行の強盗で現場のまとめ役を務めた。 教授とともに造幣局強盗計画を立ち上げる。
- 同性愛者であり、知的かつ冷酷な性格である。
- ベルリンと友人。
- アリシア・シエラ
- 演:ナイワ・ニムリ
- 国家警察隊の検査官。スペイン銀行強盗の交渉人。
- 妊娠している。
- Marseille
- 演:ルカ・ペロシュ
- Julia (マニラ)
- 演:ベレン・クエスタ
- 人質に紛れて行動する強盗団の一員。
- 男性であったマニラは性転換し、女性として強盗団に参加する。
- デンバーに片想いをし続ける。
- タマヨ
- 演:フェルナンド・カヨ
- スペイン情報局のメンバー。スペイン強盗対策本部の指揮を務める。
- 軍人気質で自己中心的。
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エピソード
要約
視点
*シーズン1(パート1 & 2)は、Antena 3で放送されたオリジナル版の情報を掲載。ネットフリックスの再編集版とは異なる。
シーズン1: パート1 & 2 (2017)
*ネットフリックス版はパート1を13エピソードに再編集し、2017年12月20日に一斉配信。パート2は9エピソードに再編集し、2018年4月6日に一斉配信[8]。
シーズン2: パート3 & 4 (2019 - 2020)
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製作

本作は、脚本家のアレックス・ピナと監督のJesús Colmenarが2008年から共同で構想したものである[9]。スペインの刑務所ドラマ『Vis a vis』の制作を終えた二人は、2016年にグローボメディアを離れ、自身の制作会社であるVancouver Mediaを設立した[10]。本作の撮影は2017年1月に開始され、資金面を考慮して番組は2つのパートに分割された[11]。
スペインでパート1と2が放送された後、2017年12月にNetflixが世界でのストリーミング独占配信権を取得した。Netflixは、クリフハンガーやシーンを分割するなどして、約50分の長さの22エピソードに再編集して配信した[12]。
Netflixは本作のストリーミングでの成功から、本作の続編の制作をアレックス・ピナとAtresmediaに打診した[13]。2018年4月18日、Netflixが予算を大幅に増額しシーズン2 (パート3)への更新を決定した[14]。
パート5で制作は終了したが、ベルリンを主人公としたスピンオフドラマ「Berlin: A New Series」(原題)を2023年の配信予定でNetflixが製作する[15]。
韓国では『종이의 집: 공동경제구역』(紙の家:共同経済区域)と題してリメイクし、2022年にNetflixで公開された[16]。その日本語字幕版と吹替版は『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え』と題して同じくNetflixで公開されている[17]。
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評価
批評
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本作は批評家から極めて高い評価を受けている。パート1は批評集積サイトのRotten Tomatoesに5件のレビューがあり、批評家支持率は100%となっている[18]。
パート2はRotten Tomatoesに5件のレビューがあり、批評家支持率は100%となっている[19]。
パート3はRotten Tomatoesに12件のレビューがあり、批評家支持率は100%、平均点は10点満点で7.0点となっている[20]。
パート4はRotten Tomatoesに8件のレビューがあり、批評家支持率は75%、平均点は10点満点で9.0点となっている[21]。
受賞
脚注
外部リンク
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